ゴールデンレトリバー

生後3ヶ月のゴールデンレトリバー|体重や餌・しつけの基本

生後3ヶ月のゴールデンレトリバー|体重や餌・しつけの基本

高須商店・イメージ

監修者細峰
監修者細峰
この記事はドッグトレーナーの細峰が監修しています。

こんにちは、高須商店の細峰です。

ゴールデンレトリバー(ゴールデンレトリーバー)の生後3ヶ月という時期は、体がぐんぐん大きくなり、毎日の表情がどんどん変わっていく、とても愛おしい成長のタイミングですよね。

なお本記事では一般的な検索表記に合わせ『ゴールデンレトリバー』と表記していますが、『ゴールデンレトリーバー』も同じ犬種を指しますので、安心して読み進めてくださいね。

その一方で、体重や大きさの目安はどれくらいなのか、餌の量や回数はこれで合っているのか、噛むのをやめさせるしつけやトイレはどう教えればいいのか、散歩はいつから始めてよいのか、こんなに睡眠時間が長くて大丈夫なのか、と次々に疑問や不安が出てくる時期でもあります。

私自身もゴールデンレトリバーに夢中で、調べれば調べるほど奥が深く、知っておくと安心できることがたくさんあると感じています。

特に生後3ヶ月は、社会化期と呼ばれる大切な時期とも重なっていて、ここでの過ごし方がその後の性格や健康に大きく関わってきます。

この記事では、生後3ヶ月のゴールデンレトリバーの体重や大きさ、餌の量と給餌回数、睡眠時間、甘噛みやトイレのしつけ、ワクチンと散歩デビューの時期、社会化や股関節形成不全などの病気の予防について解説します。

ポイント

  • 3ヶ月の体重や大きさ、餌の量と給餌回数の目安
  • 長い睡眠時間と安心できる寝る環境の整え方
  • 甘噛みやトイレなどしつけの具体的な進め方
  • ワクチンや散歩デビュー、社会化と病気予防のポイント

生後3ヶ月のゴールデンレトリバーの体と暮らし

まずは、生後3ヶ月のゴールデンレトリバーの体の成長と、毎日の暮らしで意識しておきたい基本を見ていきましょう。

体重や餌、睡眠といった土台を押さえておくと、毎日のお世話がぐっと安心できるものになりますよ。

3ヶ月の体重と大きさの目安

3ヶ月の体重と大きさの目安

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生後3ヶ月のゴールデンレトリバーは、大型犬らしく驚くほどのスピードで大きくなっていく時期です。

一般的な体重の目安としては、オスでおよそ11キロ前後、メスでおよそ10キロ前後とされています。

生まれてからの体重推移の目安を、表にまとめてみました。

月齢 オス(体重目安) メス(体重目安)
生後1ヶ月 2kg 1.8kg
生後2ヶ月 7kg 6.5kg
生後3ヶ月 11kg 10kg
生後4ヶ月 15kg 13kg

こうして並べてみると、生後1ヶ月でわずか2キロほどだった体が、たった2ヶ月でその5倍以上にまで増えることがわかります。

この急激な体重増加は、まだ未発達な骨や関節に大きな負担をかける可能性があります。

そのため、ただ体重を増やせばよいというわけではない点に注意が必要です。

体型のチェックには、ボディ・コンディション・スコア(BCS)という指標が役立ちます。

肋骨のあたりを優しく触ったときに、薄い脂肪の下に肋骨を感じられ、腰にゆるやかなくびれがあるくらいが理想的とされています。

この時期は「ぽっちゃり」よりも「やや細めから適正体重」を保つことが、将来の関節を守るうえでとても大切です。

ただし、ここで挙げた数字はあくまで一般的な目安であり、成長スピードや体格には大きな個体差があります。

愛犬の体重が目安と違っても過度に心配せず、気になるときはかかりつけの獣医師に相談すると安心ですね。

餌の量と給餌回数の目安

生後3ヶ月は、消化器官の発達と乳歯の生えそろいが同時に進む、餌の与え方を見直す大切な時期です。

給餌回数は、月齢に合わせて少しずつ変えていくのが基本になります。

月齢範囲 1日あたりの給餌回数 備考
生後2ヶ月まで 5〜6回 離乳期。4〜5時間おきの頻回給餌が目安
生後3〜6ヶ月 3〜4回 朝・昼・夕を基本とする
生後6ヶ月〜1歳頃 2〜3回 朝と夕の2回へ移行

生後2ヶ月までは1日に5〜6回ほど必要でしたが、生後3ヶ月から6ヶ月にかけては、朝・昼・夕を基本とした1日3〜4回へと移行していきます。

子犬の給餌回数を成犬より多くするのには、きちんとした理由があります。

ひとつは、体に対して胃の容量が小さく、一度にたくさん食べられないためです。

もうひとつは、消化吸収の力がまだ未熟で、一度に多く与えると消化不良や下痢につながりやすいためです。

そして、急成長に必要な大量のエネルギーを、回数を分けて補う必要があるためです。

低血糖に注意

子犬は肝臓に糖をたくわえる力が弱く、空腹の時間が長くなると低血糖を起こすことがあります。

元気がない、体が冷たいといったサインが見られたら要注意です。

日中に家を空けるときは、朝・夜・就寝前に分けて与えたり、自動給餌器を活用したりする工夫が役立ちます。

餌の量の具体的な計算方法については、ゴールデンレトリバーの子犬の餌の量を月齢・体重別にまとめた記事も参考にしてみてください。

フードの切り替えと食事の進め方

フードの切り替えと食事の進め方

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生後2〜3ヶ月は、ぬるま湯でふやかした柔らかいごはんから、硬いドライフードへと切り替えていく時期でもあります。

犬の乳歯は生後2〜3ヶ月ごろにそろうため、このタイミングを目安にふやかすのをやめ、ドライフードのまま与えられるようになります。

噛む動作はあごの発達にもつながるため、適切な時期での切り替えは体の成長にとっても良い影響があります。

ただし、フードを変えるときは急がないことが何よりも大切です。

腸内環境が新しい食事に慣れるまでには、少し時間がかかるからです。

最初は元のフードを9割、新しいフードを1割から始め、1週間から10日ほどかけて少しずつ割合を増やしていきます。

便の状態を毎日チェックしながら進め、もしゆるくなってきたら切り替えのペースをゆっくりにしてあげましょう。

与えてはいけない食べ物と水

毎日の水分補給は、新鮮な水道水を用意してあげるのが基本です。

塩素が気になる場合は、浄水器でろ過した水を使うのも良い方法です。

一方で、人間用のミネラルウォーター、特にカルシウムやマグネシウムの多い硬水を日常的に与えるのは避けたほうが安心です。

過剰なミネラルは、未成熟な泌尿器で結晶化しやすく、尿路結石の原因になることがあるからです。

牛乳は与えないで

多くの犬は牛乳に含まれる乳糖を分解する力が弱く、下痢の原因になりやすいです。

見た目では体質を見分けられないため、リスク管理として牛乳は避けるのが安心です。

また、子犬は同じフードを食べ続けても飽きることはないため、味の変化を求めて人間の食べ物を足す必要はありません。

睡眠時間と寝る環境づくり

睡眠時間と寝る環境づくり

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子犬にとっての睡眠は、ただの休憩ではなく、成長ホルモンの分泌や脳の発達、免疫づくりに直結する大切な時間です。

月齢の目安 睡眠時間の目安
生後8週(約2ヶ月) 18〜20時間
生後3〜6ヶ月 14〜18時間
成犬期 12〜14時間

生後2〜3ヶ月は1日に18〜20時間近く、生後3〜6ヶ月でも14〜18時間ほどの睡眠が目安とされています。

大型犬のゴールデンレトリバーは、大きな体をつくるために、小型犬よりも長く深い睡眠を必要とする傾向があります。

よく寝るのは怠けているのではなく、すくすく育っている証拠なので、無理に起こさず見守ってあげましょう。

寝床は、今の体格に合ったサイズのクレートやベッドを選ぶのがポイントです。

犬には狭く囲まれた場所を安心と感じる本能があるため、広すぎる寝床はかえって落ち着かないことがあります。

人の出入りが少ない静かな場所に置き、洗いやすい素材のクッションを敷いてあげると快適に過ごせますよ。

生後3ヶ月のゴールデンレトリバーのしつけと健康

続いては、生後3ヶ月のゴールデンレトリバーと向き合ううえで欠かせない、しつけと健康管理について見ていきましょう。

この時期の関わり方は、その後の性格や暮らしやすさに大きく影響していきます。

甘噛みやしつけの進め方

甘噛みやしつけの進め方

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ゴールデンレトリバーは、もともと水鳥などの獲物を傷つけずに運ぶ猟犬がルーツです。

そのため、口で物をくわえたり噛んだりしたいという欲求が、もともと強い犬種です。

子犬が噛む理由には、好奇心や遊び、かまってほしい気持ち、ストレス、歯の生え変わりによるむずがゆさなど、いくつもの背景があります。

特に生後3ヶ月ごろは歯の違和感がピークに近づくため、噛むこと自体を完全にやめさせるのは難しく、抑え込むだけのしつけも向いていません。

大切なのは、噛んでよいおもちゃを用意しつつ、人の手や服を噛んでも良いことは起きないと学んでもらうことです。

具体的には、手におやつの匂いをつけて差し出し、なめたら「よし」とほめておやつを与えます。

反対に、歯を立てて噛んできたら、無言でそっと手を上に引き、関心を向けるのをやめます。

これを繰り返すと、なめると良いことがあり、噛むと遊びが終わると、子犬が自然に学んでいきます。

興奮が止まらないときの「3回ルール」

噛まれるたびに、家族で統一した「ダメ」を低い声で伝え、手を届かない場所へ上げます。

これを3回まで繰り返し、それでも噛んでくる4回目には、いったん遊びを中断してサークルなどに移す「タイムアウト」をとります。

興奮して噛むと楽しい時間が終わる、というルールを根気よく伝えていきましょう。

噛んでよいおもちゃでたっぷり遊び、エネルギーを発散させてあげることも、噛み癖予防の大きな助けになります。

トイレトレーニングのコツ

室内飼いで多くの飼い主さんが悩むトイレですが、いちばん大切な原則は失敗を絶対に叱らないことです。

生後3ヶ月の子犬は膀胱が小さく、排泄をがまんする力もまだ十分に育っていません。

もし違う場所でしてしまったときに大きな声を出したり叱ったりすると、子犬は「場所」ではなく「排泄したこと自体」を怒られたと勘違いしてしまいます。

その結果、隠れて排泄したり、証拠を隠そうとして食糞につながったりと、かえって難しい問題に発展することがあります。

失敗は無言でサッと片づけ、成功したときに思いきりほめる。これがトイレ成功への近道です。

シーツの上で排泄できたら、その場ですぐにたくさんほめ、特別なおやつをあげましょう。

タイミングが遅れると何をほめられたのか伝わらないため、「すぐに」がポイントです。

成功のあとに一緒に遊ぶなど、良いことが続く流れをつくると、より早く覚えてくれますよ。

ワクチンと散歩デビューの時期

ワクチンと散歩デビューの時期

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生後3ヶ月は、母犬からもらった免疫が減り、感染症にかかりやすくなる時期です。

そのため、混合ワクチンのプログラムをしっかり終えることが、外の世界へ出るための大前提になります。

一般的には生後6〜8週で1回目を接種し、3〜4週間あけて複数回打つため、生後3ヶ月はちょうど2回目や最終接種の時期にあたります。

地面を歩く本格的な散歩デビューは、すべてのワクチンが終わり、さらに約2週間ほど経って抗体ができてからが安心とされています。

その後、日本で義務づけられている狂犬病ワクチンへと進むのが一般的な流れです。

ワクチン完了前に避けたいこと

ワクチンが終わるまでは、不特定多数の犬が通る地面を歩かせたり、ペットショップやドッグランへ行ったりするのは避けましょう。

全身を洗うシャンプーは、2回目のワクチン後に体調を確認してからが目安です。

それまでは、汚れた部分を蒸しタオルでふくなど、体力を奪わないお手入れにとどめると安心です。

散歩を始めるときは、まず短い時間から、車通りの少ない静かな場所を選び、外を楽しい場所だと感じてもらうことから始めましょう。

ワクチンや散歩の開始時期には個体差があるため、最終的な判断は必ずかかりつけの獣医師に相談してくださいね。

社会化期に大切にしたいこと

生後3週から12週ごろ、つまり生後3ヶ月ごろまでは、子犬がいろいろな刺激を素直に受け入れられる「社会化期」と呼ばれる大切な時期です。

この時期に外の世界をほとんど経験しないまま過ごすと、成犬になってから音や人、ほかの犬を怖がりやすくなることがあります。

困るのは、ワクチンが終わる前に社会化期が過ぎてしまうという矛盾です。

その解決策としておすすめなのが抱っこ散歩です。

子犬を抱っこしたりスリングに入れたりして外に出て、外の匂いや車の音、人の姿に安全な状態で慣れさせていきます。

ただし、地面に下ろしたり、ほかの犬と鼻先で接触させたり、犬が集まる場所へ行ったりすることは避けましょう。

吠え癖の予防にも社会化は深く関わっているので、ゴールデンレトリバーが吠える理由と社会化を意識したしつけ対策もあわせて読んでみてください。

股関節形成不全など病気の予防

股関節形成不全など病気の予防

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ゴールデンレトリバーを育てるうえで、特に気をつけたい病気のひとつが股関節形成不全(CHD)です。

これは、股関節の受け皿と骨の先端のかみ合わせがうまくいかず、痛みや歩行の異常につながる病気です。

大型犬に多く、遺伝的な要因に加えて、成長期の体重や運動などの環境も関係するといわれています。

初期のサインとして、立ち上がりがもたつく、腰を振って歩く、後ろ足をそろえて跳ねるように走る、といった様子が見られることがあります。

こうしたサインは「成長痛かな」と見過ごされやすいため、好発犬種だからこそ早めの観察が大切です。

予防のために飼い主さんができることは、大きく3つあります。

ひとつめは、急激な体重増加を防ぎ、やや細めから適正体重を保つことです。

大型犬の子犬用フードを選び、自己判断でのカルシウムの過剰なサプリメントは避けることも重要です。

カルシウムの与えすぎに注意

骨を丈夫にしたい気持ちからカルシウムを過剰に与えると、かえって骨や軟骨の成長を乱すことがあります。

獣医師の指示がない限り、自己判断でのサプリメントの追加は控えましょう。

ふたつめは、激しいジャンプや急な方向転換を控え、平地の散歩や水泳など関節にやさしい運動を選ぶことです。

みっつめは、滑りやすいフローリングに滑り止めを敷き、ソファなどの高低差を減らす生活環境の工夫です。

肥満は関節への負担を大きくするため、体重管理の視点も欠かせません。

体重管理の考え方については、ゴールデンレトリバーの肥満と体重管理の注意点をまとめた記事も参考になります。

生後4〜6ヶ月ごろに一度、整形外科に詳しい獣医師に診てもらうと、より安心して成長を見守れますよ。

生後3ヶ月のゴールデンレトリバーのまとめ

ここまで、生後3ヶ月のゴールデンレトリバーについて、体重や餌、睡眠、しつけ、健康管理まで幅広く見てきました。

この時期は、体も心も大きく育つ、かけがえのない成長のタイミングです。

規則正しい餌やり、たっぷりの睡眠、叱らないしつけ、そして関節を守る環境づくりを意識するだけで、毎日がぐっと安心できるものになります。

ゴールデンレトリバーの3ヶ月という大切な時期を、肩の力を抜いて、楽しみながら一緒に過ごしていけたら素敵ですね。

あおり運転や迷惑運転の被害から身を守るためのお守り

最後に、私たち高須商店からひとつ提案をさせてください。

私たち高須商店は、交通事故による事故被害をなくしたい思いから始まりました。

大切な人が迷惑運転の被害者になってしまったのがきっかけです。

私たちが暮らす地域は田舎なので車が無いと何かと不便になる場所で、車に乗っていると色々なことが起こります。

これは今に始まったことではありませんが、こちらをあおるように走る後続車に遭遇してしまうこともあります。

そんなことを起こさせないための対策の一つとしてこのマグネットステッカーを紹介させてください。

後続車へ『ドライブレコーダーを搭載しています』というメッセージを伝えることで、あおり運転や迷惑運転の被害を未然に防ぐことが狙いです。

実際にドライブレコーダーが付いていなくても、このマグネットステッカーを貼っておくことで、被害を防ぐ効果は十分期待できます。

また、クリップ付きの吸盤が付属しているので、車内後方の内窓にも設置できます。イタズラや盗難防止にもなるのでオススメです。

マグネットタイプの他に、ステッカータイプもあります。

ゴールデンレトリバー

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上記のウェブストアにてご購入いただけます。

興味がある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

監修者細峰
監修者細峰
最後までお読みいただきありがとうございました。

このサイトの監修者について

この記事の数値や情報はあくまで一般的な目安です。

体調や病気が気になるときは、正確な情報を公式サイトなどでご確認いただき、最終的な判断はかかりつけの獣医師など専門家にご相談ください。

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