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ポメラニアンの猿期とは?いつからいつまで続くか徹底解説

ポメラニアンの猿期とは?いつからいつまで続くか徹底解説

高須商店・イメージ

こんにちは。高須商店の細峰です。

ポメラニアンを飼い始めた方から「急に毛がスカスカになってきた」「なんだか顔がサルみたいになってきた…病気かな?」というお声をよく耳にします。

そんな疑問や不安を抱えて検索していた方、安心してください。

それはほぼ間違いなく「猿期」と呼ばれる成長過程の一部です。

この記事では、猿期とは何なのか、いつから始まりいつまで続くのか、猿期がない子はいるのか、毛色の変化はあるのか、柴犬やサモエドなど他犬種にも猿期はあるのかといった疑問をひとつひとつ丁寧に解説していきます。

さらに、猿期中のブラッシングや栄養ケア、バリカンや過度なカットのリスク、そして一見似ている病気との見分け方まで幅広くカバーします。

ポメラニアンを初めて飼う方にも、すでに猿期まっただ中の方にも、きっとお役に立てる内容になっています。

ポイント

  • 猿期とは何か、その定義と始まる仕組み
  • 猿期がいつからいつまで続くか、個体差の目安
  • 猿期中に必要なブラッシング・栄養ケアの具体的な方法
  • 猿期と病気の違い、見逃してはいけないサインの見分け方

ポメラニアンの猿期とは何か知っておこう

猿期はポメラニアンを飼う上で必ずといっていいほど通る道です。

ただ、知っているのと知らないのとでは気持ちの余裕がまったく違ってきます。

まずはこの不思議な時期が「なぜ起きるのか」「どんな見た目の変化が起きるのか」を理解しておきましょう。

正しく知ることで、愛犬の成長を安心して見守れるようになります。

猿期はいつから始まる?

猿期はいつから始まる?

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猿期が始まる時期は、一般的に生後3〜4ヶ月頃とされています。

ただし、早い子では生後3ヶ月を満たない段階から毛が抜け始めることもあります。

猿期のサインとしてわかりやすいのは、顔まわりや体の毛量が目に見えて減ってくることです。

特に鼻のまわりや目の周囲の毛が先に短くなり、顔の外縁部の毛との差が出てきて、小さなお面をかぶったような顔立ちになってきます。

これが猿に似て見えることから「猿期」という名前がつきました。

猿期が始まる目安の月齢

タイミング 被毛の状態
生後3ヶ月未満 かなり早い。皮膚トラブルや栄養不足の可能性も確認を
生後3〜4ヶ月 一般的な開始時期。顔まわりに境界線が現れ始める
生後4〜8ヶ月 猿期の最盛期。毛量の減少が最も顕著になる

あまりにも早くから大量に毛が抜けている場合は、皮膚炎やアレルギーなど別の原因が潜んでいる可能性もあります。

「猿期かな?」と思いながらも気になる症状があれば、早めに獣医師に相談するのが安心です。

猿期はいつまで続くの?

猿期がいつまで続くかは、個体によってかなり差があります。

多くの子は1歳を迎える前後には成犬の毛が生え揃い始め、猿期を卒業していくことが多いです。

ただし、これはあくまで目安であって、すべての子に当てはまるわけではありません。

早い子では生後7〜8ヶ月頃にはもふもふが戻ってくることがありますし、遅い子では3歳・4歳になってようやく豊かな被毛が揃うこともあります。

「1歳になっても終わらない…」と焦る飼い主さんもいますが、食欲があって元気に過ごしていれば、基本的には様子を見て大丈夫です。

猿期の終わりを示すサインは、毛量が少しずつ増えてきて、体全体にふわっとしたボリュームが戻ってくることです。

顔まわりの境界線もだんだんと目立たなくなり、ポメラニアンらしい丸いシルエットに近づいていきます。

1歳を過ぎても被毛のボリュームが完全に戻らない場合は、獣医師や経験豊富なトリマーに相談してみると、より具体的なアドバイスがもらえるかもしれません。

最終的な判断は専門家にご相談ください。

猿期がない子もいる?個体差について

「うちの子は全然猿期っぽくならないけど、大丈夫かな?」という声もあります。

結論から言うと、猿期がない、あるいは非常に軽微な子がいることは普通のことです

猿期の目立ちやすさは、主に以下のような要素によって変わってきます。

顔の形(タイプ)による違い

マズルが短めの「テディベア顔」の子は、毛の変化が比較的緩やかに見えやすい傾向があります。

一方、マズルがすっとした「フォックス顔」タイプの子は、顔の境界線がくっきり出やすく、猿期がはっきりわかることが多いです。

毛色による見え方の違い

ホワイトやライトクリームなど淡い色の子は、顔まわりの境界線が視覚的にわかりにくいため、猿期が目立たない場合があります。

対してセーブルやオレンジなど濃淡がある毛色の子は、色の変化も伴って猿期がはっきり出やすい傾向があります。

猿期が軽めだからといって発育に問題があるわけでもなく、派手に出ているからといって何か特別なケアが必要というわけでもありません。

あくまで個性・個体差として見守ってあげましょう。

毛色の変化も猿期の特徴のひとつ

毛色の変化も猿期の特徴のひとつ

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猿期が終わって成犬の毛が生え揃うと、子犬の時期と毛色が変わることがあります。

これはポメラニアンによく見られる現象で、特別なトラブルではありません。

たとえば、子犬の頃に真っ白だった子がクリーム寄りの色合いになったり、薄いオレンジだった子が濃いオレンジになったりすることがあります。

「こんな毛色になるとは思わなかった」と驚く飼い主さんもいますが、それも成長の証のひとつです。

ペットショップやブリーダーによっては、成犬になった際の毛色の見立てを教えてくれるところもあります。

気になる場合は購入前や相談のタイミングで聞いてみると、心の準備ができるかもしれません。

毛色が変わっても、それはその子固有の美しさ。

変化も含めて楽しめると、猿期がより豊かな時間になります。

柴犬やサモエドにも猿期がある?

猿期はポメラニアンだけに起きる現象ではありません。

ダブルコート(二重構造の被毛)を持つ犬種全般に、多かれ少なかれ同様の換毛が見られます。

ポメラニアンの遠い祖先とされるサモエドは、あの真っ白で豊かな被毛が一時的に大幅に減少し、「大きな猿」と形容されるほど顕著な変化が出ます。

同じくサモエドを祖先に持つとされる日本スピッツも、同様の時期を経験します。

犬種 猿期の特徴
サモエド 大型犬ゆえに変化がわかりやすい。白い被毛がスカスカになる時期が訪れる
日本スピッツ ポメラニアンと同様、換毛期に被毛のボリュームが一時的に減少する
柴犬 顔立ちが一時的にシャープになり、成犬への移行がわかりやすく出ることがある
ペキニーズ 鼻ぺちゃの顔立ちと被毛の生え変わりが合わさって、独特の猿顔になることがある
ゴールデン・レトリーバー 生後4ヶ月頃から顔や体の毛がスカスカになり、毛質の変化が見られる

これらの犬種に共通しているのは、成犬になったときの毛量が非常に多いこと。

その分、準備段階の入れ替わりも大規模になるため、猿期が目立って見えるのです。

猿期とは違う!病気との見分け方とケア

猿期とは違う!病気との見分け方とケア

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猿期は健全な成長の一部ですが、まれに病気が隠れていることもあります。

このセクションでは、猿期中に飼い主さんができる具体的なケア方法と、見逃してはいけない異常サインの見分け方を解説します。

愛犬が健やかに猿期を卒業できるよう、日々のひと手間を大切にしてあげてください。

猿期中のブラッシングが大切な理由

猿期の最も大切なケアのひとつが、毎日のブラッシングです。

抜け毛が大量に出るこの時期、死毛(抜けた毛)が体に留まったままになると、通気性が悪くなり、皮膚の蒸れや細菌繁殖の原因になってしまいます。

また、ブラッシングには皮膚の血行を促進する効果もあります。

マッサージのように皮膚に適度な刺激を与えることで、毛母細胞(毛を作る細胞)への栄養供給がスムーズになり、新しい毛が育ちやすい環境を整えることができます。

猿期のブラッシングのコツ

・使うブラシはポメラニアンの繊細な皮膚に合わせたソフトタイプのスリッカーブラシがおすすめ

・アンダーコートを除去するためのコームや専用ブラシ(ファーミネーターなど)も有効だが、地肌への強い摩擦には注意する

・毛が絡まりやすい箇所(耳まわり・脇の下・股関節部分)は特に丁寧に

・理想は毎日1〜2回。忙しい日は短時間でも続けることが大切

シャンプーは月に1回程度が目安です。

猿期中は皮膚が敏感になっていることが多いため、刺激の少ない低刺激シャンプーを選び、しっかりすすいでドライヤーで完全に乾かすところまでが一セットです。

頻繁なシャンプーは皮脂を過剰に落としてしまい、乾燥や皮膚トラブルにつながる場合があるため、月2回以上は避けたほうが無難です。

カットやバリカンに注意が必要

猿期中の愛犬の見た目が気になって「短くカットしてしまおう」と思う飼い主さんも少なくありません。

ただ、この時期のバリカンによる刈り込みは、生涯にわたる被毛トラブルを招く可能性があるため、特に注意が必要です。

バリカンによる刈り込みで起こりうるリスク

毛質の変化(不可逆的な場合も)

バリカンで毛を短く刈り込むと、毛周期のシグナルが乱れ、次に生えてくる毛がワイヤーのように硬くなったり、反対に綿のように柔らかすぎたりする「毛質の劣化」が起きることがあります

バリカン後脱毛症

刈り込んだあと、数ヶ月から数年にわたって毛が生えてこなくなる、あるいはまばらになる現象が知られています。

猿期のような被毛が不安定な時期はリスクが高まります

皮膚バリアの喪失

被毛が持つ断熱・遮光の機能が失われ、紫外線ダメージやエアコンによる乾燥に皮膚が直接さらされることになります

猿期中に許容されるトリミングの範囲

・衛生面での足裏・お尻まわりの部分的なカット

・飛び出した長い毛をハサミで軽く整える程度のガードカット

・爪切りや耳掃除などの定期的なグルーミング

もし見た目を整えたいのであれば、ポメラニアンの特性をよく知るプロのトリマーに相談し、ハサミ仕上げで長さを残した施術を選ぶようにしましょう。

カットやサマーカットのようにバリカンで全身を短く刈り込むスタイルは、猿期中だけでなく成犬になってからも繰り返すと被毛に影響を与える場合があります。

栄養面のサポートで被毛を育てる

栄養面のサポートで被毛を育てる

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猿期は、新しい被毛という大きな「組織」を短期間で再構築する、代謝負荷が高い時期でもあります。

この時期の栄養管理が、将来の被毛の質を大きく左右すると言っても過言ではありません。

被毛の質を左右する栄養素

被毛の約九割以上はケラチンというタンパク質でできています。

なので、まず最優先したいのは良質なタンパク質の摂取です。

特にシステインやメチオニンといったアミノ酸を含む動物性タンパク質を含むフードを選ぶことが、新しい毛の成長をサポートします。

次に重要なのが必須脂肪酸(オメガ3・オメガ6脂肪酸)です。

サーモンオイルや亜麻仁油などに多く含まれ、皮膚の脂質バリアを強化し、被毛に光沢を与える効果があります。

加えて、ビオチン(ビタミンB7)・亜鉛・ビタミンAなども毛包(毛の根元)の健康維持に欠かせない栄養素です。

これらが豊富に含まれているフードを選ぶか、獣医師の指示のもとサプリメントで補うことを検討しても良いかもしれません。

市販のプレミアムドッグフードでも栄養バランスは確保できますが、「猿期中に特別なサプリが必要か」については、あくまで獣医師に相談の上で判断するのがベストです。

数値データや商品の具体的な効果については「あくまで一般的な目安」であることをご承知おきください。

病気との鑑別:異常な脱毛に気をつけて

猿期は生理的な現象ですが、病気による脱毛が重なっていることもあります。

特にポメラニアンは遺伝的に被毛トラブルが起きやすい犬種でもあるため、「猿期だろう」と思い込んで放置しないことが大切です。

猿期ではなく、受診を検討すべきサイン

症状 考えられる原因
皮膚が赤い・湿疹や膿疱がある・強いフケが出る 皮膚炎・真菌(カビ)感染・膿皮症など
頻繁に掻く・体を噛む(かゆみの存在) アレルギー・寄生虫・皮膚感染症など
特定の箇所だけパッチ状に抜ける・左右非対称の脱毛 白癬(カビ)・感染症・ニキビダニなど
食欲不振・元気消失・皮膚の黒ずみ(色素沈着) 内分泌疾患・アロペシアXなど

特に注意が必要なのがアロペシアX(別名:黒皮症、原因不明脱毛症)です。

ポメラニアンに特異的に見られる脱毛症で、主に2〜5歳頃に発症しますが、稀に若い個体にも現れます。

と足以外の毛が左右対称に薄くなり、皮膚が黒っぽくなるのが特徴です。

猿期の時期と重なることもあるため、見分けが難しい場合は皮膚専門の獣医師に診てもらうのが確実です。

通常の猿期では、かゆみは生じません。

もし愛犬が頻繁に掻いている場合は、猿期ではなく別の問題が起きている可能性が高いため、早めに受診しましょう。

また、猿期が一歳を過ぎても一向に終わる気配がない場合も、獣医師への相談をおすすめします。

まとめ:猿期とは成犬への大切な準備期間

改めて整理すると、猿期とはポメラニアンが子犬の毛から成犬の毛へと入れ替わる、一生に一度だけ訪れる成長の通過点です。

見た目の変化に驚いたり、心配になったりするのは当然のことですが、それは愛犬がしっかりと大人に向かって成長している証でもあります。

猿期を上手に乗り越えるために大切なことは、3つあります。

1つ目は毎日の丁寧なブラッシングで皮膚と被毛を清潔に保つこと。

2つ目は良質なタンパク質や必須脂肪酸を意識した栄養管理で新しい毛の成長をサポートすること。

3つ目はバリカンによる過度なカットを避けること。

この三つを愛情を持って続けることが、猿期後の豊かな被毛につながります。

そして何より、猿期の顔は世界でこの子だけの一期一会の表情です。

毎月定点撮影をして記録に残したり、SNSで同じ時期の飼い主さんと共有したりして、この特別な時間を楽しんでみてください。

あおり運転や迷惑運転の被害から身を守るためのお守り

最後に、私たち高須商店から貴方にひとつ提案をさせてください。

私たち高須商店は、交通事故による動物の事故被害をなくしたい思いから始まりました。

私たちが暮らす地域は田舎なので車が無いと何かと不便になる場所で、車に乗っていると色々なことが起こります。

これは今に始まったことではありませんが、こちらをあおるように走る後続車に遭遇してしまうこともあります。

そんなことを起こさせないための対策の一つとしてこのマグネットステッカーを紹介させてください。

後続車へ『ドライブレコーダーを搭載しています』というメッセージを伝えることで、あおり運転や迷惑運転の被害を未然に防ぐことが狙いです。

実際にドライブレコーダーが付いていなくても、このマグネットステッカーを貼っておくことで、被害を防ぐ効果は十分期待できます。

また、クリップ付きの吸盤が付属しているので、車内後方の内窓にも設置できます。

マグネットタイプの他に、ステッカータイプもあります。

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興味がある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

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監修者細峰
監修者細峰
最後までお読みいただきありがとうございました!

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健康面で気になることがあれば、必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。

この記事の情報はあくまで一般的な参考情報であり、個々の状況に応じた最終的な判断は、専門家にご確認いただくことをおすすめします。

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