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こんにちは、高須商店の細峰です。
生後3ヶ月のチワワを迎えたばかりで、ご飯の量について頭を悩ませている方は本当に多いのではないでしょうか。
パッケージ裏の表を見ても体重の幅が広くてピンとこない、何回に分けて与えればいいのか分からない、ふやかしたほうがいいの?ドライのままでいいの?と、疑問が次から次へと出てきますよね。
チワワの子犬は体が小さい分、他の犬種よりも食べない時間が続くと低血糖を起こしやすいという特徴があります。
また回数のスケジュールの組み方や、涙やけへの食事による影響、おやつの与え方など、知っておきたいポイントがたくさんあります。
この記事では、チワワの3ヶ月のご飯の量の計算方法や体重別の目安グラム数、1日の給餌回数、ふやかし方のコツ、食べない場合の対処法、低血糖予防、涙やけと食事の関係、おやつの取り入れ方などをまとめて解説します。
ポイント
- ふやかし食の正しい作り方と栄養素を守るための温度管理
- 体重をもとにした1日の給餌量の計算ステップとグラム数の目安
- 低血糖症のリスクと1日の給餌回数・スケジュールの決め方
- 食べない・涙やけ・おやつなど頻出トラブルへの対処法
チワワ3ヶ月のご飯の量の正しい決め方を知ろう
生後3ヶ月のチワワは、骨格の発育・内臓機能の成熟・筋肉の構築がすべて同時進行しているとても忙しい時期です。
それだけにエネルギー需要は高いのですが、胃袋はとても小さく一度にたくさん食べることができません。
このセクションでは、量の前に押さえておきたい「食べ方の基本」から、よくある悩みへの具体的な対応策までをまとめました。
ふやかし方と水の量で消化をサポートする方法

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生後3ヶ月のチワワは消化器官がまだ未発達なため、ドライフードをそのまま与えるよりも水でふやかした状態で与えるのが基本です。
ただ、ふやかし方を間違えると逆に栄養価を下げてしまうことになります。
ポイントは「温度」と「水の量」です。
お湯の温度は30℃〜40℃が正解
よくある失敗がお湯を沸かしてそのままフードにかけてしまうことです。
50℃を超える温度になると、フードに含まれているビタミンB群やビタミンEなどの熱に弱い栄養素が壊れてしまいます。
理想はぬるま湯、具体的には手を入れてもほんのり温かいと感じる30℃〜40℃程度のお湯を使いましょう。
熱湯は使わないで!
電気ケトルで沸かしたてのお湯をそのままかけると、フードの温度が80℃を超えることもあります。
ビタミン類だけでなくタンパク質の変性も起こるため、せっかく良いフードを選んでも栄養が損なわれてしまいます。
沸騰したお湯を使う場合は必ず水で割ってから使いましょう。
水の量と浸水時間の目安
水の量はフードがひたひたに浸かる程度を目安にしてください。
多すぎると食べにくくなり、少なすぎると芯まで柔らかくなりません。
浸す時間は10分〜20分程度で、指で軽く押したときに芯がなくふんわり潰れる状態が理想です。
ここで重要なのが、ふやかした後に残った液体です。
水溶性のビタミンやアミノ酸がお湯の中に溶け出しているので、捨てずにそのままフードと一緒に与えましょう。
生後3ヶ月を過ぎて乳歯が生え揃い始める頃から、少しずつ水分を減らしてドライに近づけていきます。
いきなり切り替えると消化不良になりやすいため、1週間〜10日かけてドライフードを少量ずつ混ぜていくのがスムーズです。
食べない・食が細いときの対処法
チワワの飼い主さんが最もよく直面するのが「ご飯を食べてくれない」という悩みです。
生後3ヶ月の子犬が食欲不振を示す背景には、いくつかのパターンがあります。
病気が原因の場合もあるため、元気がない・嘔吐がある場合は迷わず獣医師に相談してください。
ここでは健康上の問題がないケースについて解説します。
わがままな食の好みを作らないために
食べないからといって、すぐにトッピングや別のフードを与えるのは逆効果です。
チワワは賢い犬種ですので、「食べなければもっと良いものが出てくる」という法則を素早く学習してしまいます。
食事時間を決めて出し、一定時間(15分程度)で片付けるというルーティンを作ることが大切です。
食欲を引き出す3つの工夫
- 電子レンジで500Wで20秒程度加熱して人肌に温める(脂分の香りが立つ)
- 少量のぬるま湯でふやかすことで香りを引き立てる
- 食器の位置・周囲の騒音など環境ストレスを見直す
低血糖のリスクを見逃さない
チワワの子犬が食欲不振で何度も食事を拒否するような場合、低血糖(後の章で詳しく解説)のサインである可能性もあります。
元気がなくぐったりしている、手足が震えているといった症状が見られたら、すぐに動物病院を受診してください。
食欲不振が数回続く場合は自己判断せず、かかりつけの獣医師に相談することを強くおすすめします。
涙やけと食事の意外な関係

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チワワのお顔の特徴でもある涙やけ(目の下の赤茶色い汚れ)。
実は毎日のご飯の内容が、涙やけの出やすさに影響することがあります。
涙やけのすべてを食事で解決することはできませんが、日々の積み重ねで改善の助けになることは確かです。
良質なタンパク質と消化率の高いフードを選ぶ
消化率が低いフードは未消化の老廃物が体内に蓄積しやすく、涙の質や量に影響するとも言われています。
原材料の第一位にチキンや魚などの明記された肉類が来ているフードを選び、消化吸収率の高さを意識することが基本です。
飲水量を増やして代謝をサポート
体内の老廃物を排出するには水分が欠かせません。
チワワの子犬はあまり水を飲まない子もいるため、部屋の複数箇所に水飲み場を設置する、ウォーターファウンテンで流水にするなど、飲みやすい環境を整えてあげましょう。
フードをふやかすことで水分摂取量を増やせるのもメリットのひとつです。
乳酸菌で腸内環境を整える
プロバイオティクス(乳酸菌など)を摂取して腸内環境を良い状態に保つことで、免疫機能の安定と体内の老廃物の処理がスムーズになります。
ペット用の乳酸菌サプリメントをフードに混ぜて与える方法が手軽です。
ただし、サプリメントの使用については獣医師にご相談のうえ判断してください。
おすすめのパピーフードの選び方
給餌量をどれだけ正確に計算しても、フード自体の品質が子犬の成長に合っていなければ意味がありません。
チワワの3ヶ月齢向けフードを選ぶ際のポイントを整理しました。
| 評価項目 | チワワ3ヶ月向けの基準 | 理由 |
|---|---|---|
| 粒のサイズ | 超小粒(5mm〜8mm程度) | 小さな顎への負担を減らし、喉詰まりを防ぐため |
| タンパク質の原材料 | チキン・魚などが第一原材料 | 急成長する筋肉と内臓の発達を支えるため |
| ミネラルバランス | カルシウム:リン=1.2:1程度 | 骨格を丈夫にし、膝蓋骨脱臼(パテラ)リスクを抑えるため |
| カロリー密度 | 370kcal/100g以上 | 少量でも必要なエネルギーを補えるため |
| 添加物 | 合成保存料・着色料不使用 | アレルギーや消化トラブルのリスクを下げるため |
原材料一覧の先頭が「穀物」「コーン」「大豆」などの植物性原料ではなく、しっかりと「チキン」「サーモン」「ターキー」などの肉・魚になっているかを確認するのが選び方の基本です。
パッケージの「パピー用」「小型犬用」という表示も参考にしましょう。
おやつの与え方とカロリー調整

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生後2〜3ヶ月から少量のおやつを取り入れること自体は可能ですが、与え方を間違えると成長期に深刻な肥満や偏食につながります。
楽しく上手におやつを活用するためのルールを知っておきましょう。
おやつに使えるカロリーは1日の10%まで
1日に必要な総カロリー(後の章で詳しく説明するDER)の10%以内をおやつに充て、その分を必ず主食の量から引くのが鉄則です。
この計算を怠ると、気づかないうちにカロリーオーバーになってしまいます。
たとえば1日の総カロリーが210kcalの場合、おやつに使えるのは21kcal程度です。
おやつの種類と与え方
生後3ヶ月の子犬には消化に優しいボーロや細かく砕いたクッキータイプが向いています。
硬い骨型のおやつは顎や歯への負担が大きいため、まだ乳歯が生え揃う時期には不向きです。
また、おやつは「意味のある場面」で活用するのが理想です。
おやつを活かすタイミング
- 名前を呼んで来た(呼び戻しの成功)
- トイレが成功したとき
- ブラッシングやケアに大人しく協力できたとき
しつけのご褒美として活用することで、食の喜びと精神的な成長を同時にサポートできます。
チワワ3ヶ月のご飯の量を計算で導き出そう
「パッケージの表に書いてある量を与えていいですか?」という質問をよく見かけます。
メーカーの目安はあくまでも平均的な個体を想定した参考値です。
実際には体重・活動量・使用するフードのカロリー密度によって最適な量は変わります。
このセクションでは、科学的な計算に基づいた個別最適化の方法を紹介します。
体重別の1日の目安グラム数

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給餌量を算出するには、まず「安静時エネルギー要求量(RER)」を求めます。計算式は以下の通りです。
RERの計算式
RER(kcal)= 70 × (体重kg)の0.75乗
DER(1日の総必要カロリー)の計算式
DER(kcal)= RER × 活動係数(生後3ヶ月は3.0)
給餌量の計算式
給餌量(g)= DER ÷ フード100gあたりのkcal × 100
以下の表は、体重ごとのRERとDER(活動係数3.0)および400kcal/100gのパピーフードを使用した場合の給餌量目安をまとめたものです。
あくまで一般的な目安ですので、個体の状態に合わせて調整が必要です。
| 体重の目安 | RER(kcal) | DER(kcal) | 1日の給餌量目安(400kcal/100g使用時) |
|---|---|---|---|
| 600g(0.6kg) | 約47 | 約141 | 約35g |
| 700g(0.7kg) | 約53 | 約158 | 約40g |
| 800g(0.8kg) | 約58 | 約175 | 約44g |
| 900g(0.9kg) | 約64 | 約191 | 約48g |
| 1,000g(1.0kg) | 約70 | 約210 | 約53g |
フードのカロリー密度はメーカーによって異なります。
使用しているフードのパッケージ裏や公式サイトで「代謝エネルギー(ME)」を確認し、上記の計算式に当てはめてください。
なお、具体的な給餌量については最終的にはかかりつけの獣医師にご確認されることをおすすめします。
回数は1日何回が正解か
生後3ヶ月のチワワにとって、給餌の「回数」は量と同じくらい重要です。
この時期は肝臓にグリコーゲンを蓄える能力がまだ低く、食事の間隔が開きすぎると血糖値が危険なレベルまで下がってしまいます。
| 月齢 | 推奨回数 | 食事の間隔目安 |
|---|---|---|
| 生後2ヶ月〜3ヶ月 | 1日4〜5回 | 約4〜5時間ごと |
| 生後3ヶ月〜6ヶ月 | 1日3〜4回 | 約6〜8時間ごと |
| 生後6ヶ月以降 | 1日2〜3回 | 約10〜12時間ごと |
生後3ヶ月の時期であれば1日4回が現実的です。
たとえば午前7時・午後0時・午後5時・午後10時のように均等に間隔を空けると、夜間の絶食時間が短くなり、翌朝の低血糖リスクを最小限に抑えられます。
1日の総給餌量を回数で均等に割り、毎回同じ量を出すのが基本です。
仮に1日の総量が40gであれば、1回あたり約10gを4回与えるイメージです。
低血糖症の予防と緊急対応

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低血糖症はチワワの子犬にとって命に関わる深刻なリスクです。
特に生後3ヶ月前後は肝臓のグリコーゲン貯蔵能力が未発達なため、食事の間隔が空くと血糖値が急激に低下してしまいます。
低血糖症の予兆となるサイン
- 突然ぐったりする・力が入らない
- 呼びかけへの反応が鈍くなる
- 手足や体が震える
- 目がうつろになる・意識が朦朧としている
低血糖のサインを見たら迷わず行動を
上記の症状が見られた場合は、すぐに動物病院に連絡してください。
自宅での応急処置として、砂糖水・ガムシロップ・はちみつを歯茎や舌の粘膜に薄く塗り込む方法が知られています。
意識が朦朧としている場合は誤嚥の危険があるため、無理に飲ませず粘膜への吸収を狙ってください。
これはあくまで応急処置であり、必ず速やかに動物病院を受診してください。
低血糖の最大の予防策は「食事回数」
低血糖を防ぐための最も確実な方法は、前の章で解説した通り1日の給餌を均等な間隔で4〜5回に分けることです。
「一度にたくさん食べさせて回数を減らしたい」という気持ちはよく分かりますが、この時期のチワワにはリスクが大きすぎます。
消化負担と血糖値管理の両方を考えると、少量を頻回に与えるスタイルが正解です。
便の状態とBCSで健康チェック
給餌量が適切かどうかは、体重の数字だけでなく毎日の排泄物と体型の観察からも判断できます。
数値よりもリアルタイムで変化を把握できるため、ぜひ習慣にしてください。
便の状態で消化吸収を確認する
- 理想的な便:ソーセージ状で、地面に跡が残らない程度の適度な硬さ
- 軟便・下痢:給餌量が多すぎる、または消化機能が処理しきれていないサイン。量を少し減らして様子を見る
- 硬い便・便秘:給餌量や水分摂取が不足している可能性。水分を増やし、ふやかしの比率を上げてみる
BCS(ボディ・コンディション・スコア)で体型を把握する
| BCSスコア | 状態 | 確認のポイント | 対応策 |
|---|---|---|---|
| 1〜2 | 痩せ気味 | 肋骨や骨盤が目で見てわかる。触ると骨を直接感じる | 給餌量を5〜10%増量する |
| 3 | 理想体型 | 肋骨は見えないが触れる。上から見てウエストにくびれがある | 現状を維持しながら成長に合わせ微調整 |
| 4〜5 | 肥満気味 | 脂肪が厚く肋骨に触りにくい。くびれが消失している | おやつを制限し総カロリーを再計算する |
チワワは体が小さいため、わずかな体重変化でもBCSのスコアが変わることがあります。
数字にとらわれすぎず、触診と見た目で総合的に判断することが大切です。
体重の推移と成長曲線の確認方法

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生後3ヶ月のチワワの体重は、将来の成犬サイズを予測するうえでの重要な指標になります。
一般的に、この時期の体重を約2倍にした値が成犬時の体重の目安になるとも言われています(あくまで一般的な目安です)。
| 月齢 | 平均体重の目安(標準個体) | 成長の意義 |
|---|---|---|
| 生後2ヶ月 | 約400g〜500g | 離乳から固形食への移行期 |
| 生後3ヶ月 | 約600g〜1,000g | 骨格形成の最盛期・免疫システムの構築 |
| 生後4ヶ月 | 約800g〜1,500g | 成長スピードが緩やかになり始める |
個体差がとても大きいため、平均値よりも「その子自身が毎週少しずつ増えているかどうか」を確認することが重要です。
推奨されるのは2週間に1回程度の定期的な計量です。
キッチンスケールや赤ちゃん用体重計を使い、同じ時間帯・同じ条件で測るようにすると変化を正確に把握できます。
生後3ヶ月からさらに成長が続く4ヶ月以降のご飯の量や体重管理については、以下の記事も参考にしてみてください。
チワワ3ヶ月のご飯の量まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
チワワ3ヶ月のご飯の量は「これが正解」という単一の答えがあるわけではなく、その子の体重・使用するフードのカロリー・日々の体調に合わせて調整し続けるものです。
最後に大切なポイントをまとめます。
チワワ3ヶ月の給餌で押さえておきたいこと
- 体重からRERを計算し、活動係数3.0を掛けてDERを求める。フードのカロリー密度で割って1日の給餌量グラム数を出す
- 1日の総量は4〜5回に均等に分けて与える(低血糖予防のため食事の間隔を空けすぎない)
- ふやかしには30℃〜40℃のぬるま湯を使い、10〜20分浸けて芯まで柔らかくする
- 便の状態とBCSを観察しながら、毎週少しずつ量を微調整するサイクルを作る
- おやつは総カロリーの10%以内に収め、必ず主食の量から差し引く
生後3ヶ月という時期は、チワワの一生の中で最もエネルギーを必要とすると同時に、最も繊細な時期でもあります。
体重の変化・便の状態・食欲・元気さ、これらすべてをあわせて観察しながら、少しずつ最適な量を見つけていきましょう。
あおり運転や迷惑運転の被害から身を守るためのお守り

最後に、私たち高須商店からひとつ提案をさせてください。
私たち高須商店は、交通事故による事故被害をなくしたい思いから始まりました。
大切な人が迷惑運転の被害者になってしまったのがきっかけです。
私たちが暮らす地域は田舎なので車が無いと何かと不便になる場所で、車に乗っていると色々なことが起こります。
これは今に始まったことではありませんが、こちらをあおるように走る後続車に遭遇してしまうこともあります。
そんなことを起こさせないための対策の一つとしてこのマグネットステッカーを紹介させてください。

後続車へ『ドライブレコーダーを搭載しています』というメッセージを伝えることで、あおり運転や迷惑運転の被害を未然に防ぐことが狙いです。
実際にドライブレコーダーが付いていなくても、このマグネットステッカーを貼っておくことで、被害を防ぐ効果は十分期待できます。
また、クリップ付きの吸盤が付属しているので、車内後方の内窓にも設置できます。イタズラや盗難防止にもなるのでオススメです。
マグネットタイプの他に、ステッカータイプもあります。

上記のウェブストアにてご購入いただけます。
興味がある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
この記事の内容はあくまで一般的な情報に基づく参考情報です。
個体差や健康状態によって最適な給餌量は異なります。
体重の増加が止まっている・食欲不振が続く・元気がないといった気になる変化がある場合は、自己判断せずにかかりつけの獣医師に相談してください。
