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こんにちは、高須商店の細峰です。
ゴールデンレトリバー(ゴールデンレトリーバー)を家族に迎えたいと思って調べていると、「アメリカンタイプ」や「イングリッシュタイプ」といった言葉が出てきて、種類がいくつもあるのかなと戸惑ってしまうことはありませんか。
なお本記事では一般的な検索表記に合わせて「ゴールデンレトリバー」と表記していますが、「ゴールデンレトリーバー」も同じ犬種を指します。
毛色も白っぽい子から濃いゴールドの子までいて、性格や大きさ、値段にどんな違いがあるのか気になりますよね。
私自身もゴールデンレトリバーが大好きで調べていくうちに、この種類の違いを知っているかどうかで、お迎えしてからの暮らしやすさが大きく変わると感じるようになりました。
この記事では、ゴールデンレトリバーの種類ごとの毛色や性格、大きさや体重、値段の相場、寿命や病気の傾向、そして種類を問わず大切な飼い方などを解説します。
ポイント
- ゴールデンレトリバーの種類は大きく分けて3タイプあること
- 種類ごとの毛色や性格、見た目の違い
- 種類による値段や大きさ、寿命の傾向
- 種類を問わず共通して大切な飼い方のポイント
ゴールデンレトリバーの種類と系統の違い
ゴールデンレトリバーの種類とひとことで言っても、実は別々の犬種が何種類もあるわけではありません。
同じ犬種の中で、繁殖されてきた地域や目的の違いから生まれた系統(タイプ)の違いを指していることがほとんどなんですね。
ここでは、代表的な3つのタイプと毛色、そして混同されやすい犬種との違いを順番に見ていきましょう。
アメリカンタイプの特徴と毛色

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日本で「ゴールデンレトリバー」として見かける子の多くは、このアメリカンタイプに属しています。
北米で活発な使役犬やドッグスポーツ向けに発展してきた系統で、全体的に細身でスタイリッシュなシルエットが特徴です。
四肢が長くて動きが軽快なので、スポーティーな印象を受ける子が多いですね。
マズル(口元)はやや長めでシャープな顔立ちをしています。
被毛はストレートでなめらかな手触りのことが多く、毛色は明るいライトゴールドから赤みのあるダークゴールドまで、黄金色の濃淡が幅広いのも魅力です。
年齢を重ねると、口元の毛から少しずつ白くなっていくのも、この系統でよく見られる変化なんですよ。
性格はとても活発で好奇心旺盛、人の役に立ちたいという気持ちが強いのも特徴です。
その賢さと作業意欲の高さから、盲導犬や介助犬、災害救助犬などとして活躍している子が多いのも、アメリカンタイプならではといえます。
イングリッシュタイプの白い毛色と特徴
イングリッシュタイプは、犬種の発祥地であるイギリスやヨーロッパを中心に受け継がれてきた、伝統的な系統です。
最大の特徴は、なんといっても白に近いクリーム色から淡いゴールドの被毛です。
プラチナブロンドのような色合いで、一般的な黄金色のイメージとはひと味違う上品な雰囲気があります。
ドッグランのように犬がたくさん集まる場所でも、白く輝く被毛はとても目立ちますね。
体つきはアメリカンタイプよりも骨量が豊かでがっしりしており、重心の低い筋肉質な体格をしています。
頭部は幅広で、マズルは短めです。
被毛はやや短めで、緩やかなウェーブがかかっているのも見分けるポイントになります。
性格は穏やかで落ち着いた子が多く、興奮しすぎず大人しい傾向があるといわれています。
もちろんレトリバーらしい明るさや甘えん坊な一面もしっかり持っているので、静かなご家庭や小さなお子さんのいるご家庭にもなじみやすいタイプです。
豆知識
「イングリッシュゴールデンレトリバー」という呼び方は、主に毛色や体格の特徴から愛好家の間で使われている通称で、犬種団体による正式な分類名ではありません。
あくまで同じゴールデンレトリバーという犬種の中での系統の違いと考えると、分かりやすいですよ。
カナディアンタイプの特徴

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アメリカンタイプやイングリッシュタイプに比べると話題に上ることは少ないのですが、北米では第三の系統としてカナディアンタイプが知られています。
カナダの気候や、現地のケネルクラブの方向性に影響を受けて発展してきた系統です。
特徴としては、アメリカンタイプよりもさらに背が高く、すらりとしたプロポーションの子が多い傾向があります。
被毛は他の2つの系統に比べて密度がやや薄めで、毛量が少なめなのも違いのひとつです。
顔立ちもよりスリムで、耳の付き方が少し異なるため、独特の表情に見えることがあります。
毛色は淡い色から濃い色まで幅広く許容される傾向があり、アメリカンやイングリッシュを包み込むような多彩さがあるともいわれています。
日本ではほとんど見かけませんが、こうしたタイプもいると知っておくと、ゴールデンレトリバーの奥深さがより楽しめると思います。
黒いゴールデンレトリバーはいる?毛色の種類
「黒いゴールデンレトリバーを探しているのですが」というご相談を見かけることがありますが、実は黒い純血のゴールデンレトリバーは存在しません。
ゴールデンレトリバーの遺伝子には、そもそも黒色を出す毛色の遺伝子がないためなんですね。
街中やネットで見かける黒いゴールデンレトリバーのような犬は、よく似た別犬種のフラットコーテッドレトリバーか、ほかの犬種とのミックス犬であることがほとんどです。
では実際の毛色にはどんな種類があるのかというと、明るいゴールドから濃いゴールド、そして白っぽいクリーム系まで、黄金色の濃淡が中心になります。
おもしろいのは、子犬の頃と成犬とで毛色が変わっていくことが多い点です。
子犬のときは色が薄めで、成長とともに濃くなっていく子が多いといわれています。
毛色にこだわりがある場合は、子犬の今の色だけでなく親犬の毛色も参考にすると、将来の毛色をイメージしやすくなりますよ。
他のレトリバーの種類との違い

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レトリバーとは、撃ち落とした獲物を傷つけずに回収する狩猟犬のことを指す呼び名です。
公式に認められているレトリバーの種類は、世界に全部で6種類います。
ゴールデンレトリバーのほかに、短毛で人気を二分するラブラドールレトリバー、黒や濃い茶色の被毛を持つフラットコーテッドレトリバー、強い巻き毛のカーリーコーテッドレトリバー、防衛本能の強いチェサピーク・ベイ・レトリバー、そして最も小型のノヴァ・スコシア・ダック・トーリング・レトリバーがいます。
これらはそれぞれ独立した別の犬種で、ゴールデンレトリバーの中のアメリカンタイプやイングリッシュタイプといった系統の違いとは、まったく別の分類になります。
同じ犬種の中の系統の違いなのか、そもそも別の犬種なのかを区別して考えると、頭の中が整理しやすくなりますね。
ゴールデンレトリバーの種類選びと飼育のコツ
種類ごとの見た目や性格の違いが分かってきたら、次に気になるのは、実際に飼うとどうなのかという現実的なところですよね。
ここからは、ゴールデンレトリバーの種類による値段や大きさ、寿命や病気の傾向、そして種類を問わず大切な飼い方のポイントまで、お迎え後の暮らしをイメージしながら見ていきましょう。
種類による値段や価格相場の違い

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子犬の価格は、系統や毛色、月齢、ブリーダーさんのこだわりなどによって変わってきます。
日本で流通量の多いアメリカンタイプは、繁殖や流通の基盤が安定しているぶん、比較的手の届きやすい価格帯になりやすい傾向があります。
一般的な目安としては10万円から30万円程度で取引されることが多いようです。
一方、イングリッシュタイプは日本国内での流通量が少なく希少なため、相場は高めになりがちです。
こちらは30万円から60万円程度が目安とされることが多いですね。
ただし、これらはあくまで一般的な目安であり、その時々の状況によって大きく変動します。
価格だけで判断せず、親犬の健康状態や育った環境をしっかり確認することが、後悔しないお迎えの第一歩です。
お迎え後にかかるお金も含めた全体像を知っておきたい方は、ゴールデンレトリバーの年間費用と生涯コストをまとめた記事もあわせて読んでみてください。
性格の特徴とオスメスの違い
ゴールデンレトリバーは系統を問わず、優しくて友好的、賢くて飼い主に忠実という、家庭犬として理想的な性格を共通して持っています。
そのうえで、オスとメスでは少しだけ行動の傾向に違いが見られます。
オスの傾向
オスは活発でやんちゃ、そして甘えん坊な一面が強く出やすいといわれています。
大きな体を使ってダイナミックに遊ぶのが大好きで、おもちゃをくわえて遊ぼうよと誘ってくるような、かわいい一面も見せてくれます。
ただし筋力の発達が著しく、引っ張る力や飛びつく力がとても強くなるため、子犬のうちからのしつけがより大切になります。
メスの傾向
メスはオスに比べて精神的な成熟が早く、のんびり穏やかな子が多い傾向があります。
ひとりでゆったり過ごす時間も好む自立した面があり、お留守番が比較的得意な子も多いようです。
体格も一回り小さめで力の制御がしやすいため、大型犬を初めて迎える方にはメスがすすめられることもありますね。
とはいえ性格には個体差がとても大きいので、こうした傾向はあくまで参考程度に考えてくださいね。
ゴールデンレトリバーが優しいといわれる理由をもっと知りたい方は、ゴールデンレトリバーが優しい理由を掘り下げた記事もおすすめです。
体重や体高など大きさの目安

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ゴールデンレトリバーは大型犬に分類され、系統による多少の差はありますが、犬種全体としての標準的な大きさの目安が定められています。
オスとメスでは体格に差があり、オスのほうが一回り大きくがっしりとした体つきになります。
| 項目 | オス | メス |
|---|---|---|
| 標準体高 | 56cm〜61cm | 51cm〜56cm |
| 標準体重 | 29kg〜34kg | 24kg〜34kg |
これらはあくまで一般的な目安であり、個体差や骨格の大きさによって前後します。
成犬になると体重が30kgを超えることも珍しくないため、毎日のお世話や散歩での力加減も、大型犬であることを前提に準備しておくと安心です。
体重が増えすぎると股関節などの関節に負担がかかってしまうので、適正体重の維持はとても大切です。
体重管理が気になる方は、ゴールデンレトリバーの体重管理と減量のポイントを解説した記事も参考になりますよ。
寿命とかかりやすい病気
ゴールデンレトリバーの平均寿命は、おおよそ10歳から12歳ほどといわれています。
大型犬としては一般的な長さですが、健康に長生きしてもらうためには、かかりやすい病気を知っておくことが大切です。
ゴールデンレトリバーは、犬種全体としてがん(悪性腫瘍)にかかりやすい傾向があることが知られています。
統計的には、北米で発展したアメリカンタイプのほうが、イギリス系のイングリッシュタイプよりもがんの発生率が高いという報告もあります。
「がんに罹らない」という噂に注意
「白いイングリッシュタイプはがんに罹らない」という話を見かけることがありますが、これは科学的な根拠のない誤った情報です。
発生率に差はあっても、すべてのゴールデンレトリバーはがんにかかる可能性のある犬種です。
この噂を売り文句にして高値で販売するケースもあるため、惑わされないように気をつけてくださいね。
がん以外では、大型犬に多い股関節形成不全にも注意が必要です。
後ろ足のふらつきや歩き方の異常として現れることがあり、子犬を迎える際は親犬や血統に関節疾患の病歴がないか確認しておくと安心です。
また、胸の深い大型犬に起こりやすい胃拡張・胃捻転(GDV)は、発症すると数時間で命に関わることもある、とても怖い緊急疾患です。
食後すぐの激しい運動を避けるなど、日々の予防がとても重要になります。
気になる症状があるときや健康管理に不安があるときは、自己判断せず必ずかかりつけの獣医師にご相談くださいね。
種類を問わず大切な飼い方のポイント

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どの系統のゴールデンレトリバーを迎えるにしても、共通して大切にしたい飼い方のポイントがあります。
毎日の運動と遊び
もともと水辺や野山で働いていた犬種なので、運動量はとても多めです。
1日2回、合わせて1時間ほどの散歩を目安に、しっかり体を動かす時間をつくってあげましょう。
ボール遊びやレトリーブ(持ってこい)遊び、安全な場所での水泳など、頭と体の両方を使える遊びを取り入れると、より満足してくれますよ。
毎日のブラッシング
ゴールデンレトリバーはアンダーコートとオーバーコートからなる2層構造のダブルコートで、抜け毛がとても多い犬種です。
特に春と秋の換毛期は驚くほど毛が抜けるので、毎日のブラッシングが欠かせません。
毛玉や皮膚トラブルを防ぐためにも、ブラッシングはスキンシップも兼ねて習慣にしてあげてくださいね。
食事としつけ
胃捻転を防ぐため、食事は1日2回以上に分け、食後すぐの激しい運動は避けるのが基本です。
そして大型犬だからこそ、子犬のうちからのしつけがとても大切です。
成犬になると力が強く、引っ張り癖があると飼い主さんでも制御が難しくなるため、リードを引っ張らずに歩く練習を早めに始めておくと安心です。
自分に合うゴールデンレトリバーの種類選び
ここまで、ゴールデンレトリバーの種類について、系統ごとの毛色や性格、値段や大きさ、寿命や飼い方の違いを見てきました。
穏やかで落ち着いた暮らしを大切にしたいならイングリッシュタイプ、活発で一緒にアクティブに過ごしたいならアメリカンタイプというように、ライフスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
どの系統を選ぶ場合でも、見た目の好みだけでなく、運動量や健康面まで含めて理解しておくことが、長く幸せに暮らすコツだと思います。
そして何より、がんに罹らないといった根拠のない情報に惑わされず、親犬の健康状態や環境を正直に開示してくれる、信頼できるブリーダーさんから迎えることがとても大切です。
あなたとゴールデンレトリバーの種類選びが、すてきな出会いにつながることを願っています。
あおり運転や迷惑運転の被害から身を守るためのお守り

最後に、私たち高須商店からひとつ提案をさせてください。
私たち高須商店は、交通事故による事故被害をなくしたい思いから始まりました。
大切な人が迷惑運転の被害者になってしまったのがきっかけです。
私たちが暮らす地域は田舎なので車が無いと何かと不便になる場所で、車に乗っていると色々なことが起こります。
これは今に始まったことではありませんが、こちらをあおるように走る後続車に遭遇してしまうこともあります。
そんなことを起こさせないための対策の一つとしてこのマグネットステッカーを紹介させてください。

後続車へ『ドライブレコーダーを搭載しています』というメッセージを伝えることで、あおり運転や迷惑運転の被害を未然に防ぐことが狙いです。
実際にドライブレコーダーが付いていなくても、このマグネットステッカーを貼っておくことで、被害を防ぐ効果は十分期待できます。
また、クリップ付きの吸盤が付属しているので、車内後方の内窓にも設置できます。イタズラや盗難防止にもなるのでオススメです。
マグネットタイプの他に、ステッカータイプもあります。

上記のウェブストアにてご購入いただけます。
興味がある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
なお、この記事の数値や情報はあくまで一般的な目安です。
子犬の価格や健康状態などの正確な情報は公式サイトや専門の窓口でご確認いただき、健康に関する最終的な判断は、必ずかかりつけの獣医師など専門家にご相談くださいね。
