ゴールデンレトリバー

ゴールデンレトリバーのメスの特徴と飼い方完全ガイド

ゴールデンレトリバーのメスの特徴と飼い方完全ガイド

高須商店・イメージ

監修者細峰
監修者細峰
この記事はドッグトレーナーの細峰が監修しています。

こんにちは、高須商店の細峰です。

ゴールデンレトリバー(ゴールデンレトリーバーとも表記されます)のメスを迎えたい、あるいはすでに一緒に暮らしているという方に向けて、この記事を書きました。

なお本記事では一般的な検索表記に合わせ「ゴールデンレトリバー」と表記していますが、「ゴールデンレトリーバー」も同じ犬種を指します。

「オスとメスってどう違うの?」「メスのほうが飼いやすいって本当?」「ヒートや避妊手術のことが心配で…」など、ゴールデンレトリバーのメスについて気になることはたくさんありますよね。

体重管理や抜け毛のお手入れ、かかりやすい病気、値段・価格相場まで、迎える前に知っておきたい情報は実はとても多いのです。

私自身、ゴールデンレトリバーのメスの穏やかな性格としつけのしやすさに魅力を感じて調べ始め、オスとの違いや発情期(ヒート)の管理方法、避妊手術のタイミングといった情報を一つひとつ丁寧に調べてきました。

この記事では、ゴールデンレトリバーのメスの特徴や性格、体重の目安から飼育管理のポイント、入手時の費用感などを解説します。

ポイント

  • ゴールデンレトリバーのメスの体格・体重の目安とオスとの違い
  • メスならではの性格・しつけのしやすさと飼いやすさ
  • ヒート(発情期)の管理と避妊手術の最適なタイミング
  • 値段・価格相場と信頼できる迎え方のポイント

ゴールデンレトリバーのメスの特徴と性格

大型犬の中でも特に人気の高いゴールデンレトリバーですが、オスとメスでは体格や気質にはっきりとした違いがあります。

このセクションでは、メスならではの身体的な特徴と、日々の暮らしに関わる性格・行動のポイントを詳しくご紹介します。

オスとメスの体重・体高の違い

オスとメスの体重・体高の違い

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ゴールデンレトリバーを迎えるにあたって、まず気になるのが「どのくらいの大きさになるのか」という点ではないでしょうか。

オスとメスでは体格に明確な差があり、これを「性的二型性」と呼びます。

メスはオスに比べてコンパクトな体型に収まる傾向があり、この点が大型犬を初めて飼う家庭にとって大きなメリットになります。

一般的に示されている標準規格の目安は以下の通りです(あくまで目安であり、個体差があります)。

評価項目 オス標準規格 メス標準規格
標準体高 58.4〜61.0cm 54.6〜57.2cm
標準体重 29.5〜34.0kg 24.9〜29.5kg
体長・体高の比率 11:10 11:10
外見的な印象 頑健・がっしり やや小柄・扱いやすいサイズ感

メスの体高は54.6〜57.2cm、体重は24.9〜29.5kgが目安とされています。

オスの下限に近い体格感なので、小さなお子さんがいる家庭や、大型犬が初めての方でも日常的なコントロールがしやすいというメリットがあります。

ただし、実際の飼育の現場では、同じメス同士でも最大で約10kgの個体差が生じることがあります。

標準規格の数値だけを頼りにするのではなく、それぞれの個体の骨格や成長ステージに合わせた体重管理が大切です。

体重管理で大切なBCSチェック

体重の数字だけでなく、「ボディコンディションスコア(BCS)」という、目視と触診で脂肪の付き具合を評価する方法が役立ちます。

肋骨を手で触って確認できるか、腰のくびれがあるかなどを定期的にチェックする習慣をつけましょう。

特にシニア期に入ると関節への負担が増すため、体重管理はQOL(生活の質)を守る上でとても重要です。

子犬期からの適切な食事管理については、ゴールデンレトリバーの子犬の月齢・体重別の餌の量の目安もあわせてご参考ください。

メスの性格としつけのしやすさ

ゴールデンレトリバーのメスの性格を一言で表すとすれば、「穏やかでおっとりとした、のんびり屋さん」です。

オスが成犬になってもどこか子犬のようなはしゃいだ甘えん坊の一面を持つのに対して、メスは比較的早い段階で精神的に落ち着きを見せる傾向があります。

「飼い主のそばをべったり離れない」というよりも、「飼い主の様子をそっと観察しながら、必要なときに寄り添ってくれる」というような、適度な距離感を持った自立した優しさがメスの大きな魅力です。

来客があっても大喜びで歓迎し、大人にも子どもにも接し方を変える聡明さは、多くの飼い主さんが「うちの子は賢い!」と感じるポイントになっています。

しつけの習得スピードが早い

ゴールデンレトリバーは犬種全体として学習能力が非常に高いのですが、メスの場合は精神的な成熟が早いこともあり、しつけがとてもスムーズに進むことが多いです。

家庭に迎えてからわずか3週間〜1ヶ月程度で「お座り・お手・おかわり・伏せ・タッチ」などの基本コマンドを習得できたという声も珍しくありません。

もちろん個体差はありますが、犬種の特性として「飼い主を喜ばせることに喜びを感じる」性質があるため、褒めて伸ばすポジティブな方法が特に効果的です。

叱るよりも、できたことを大げさなくらい喜んであげるのがコツです。

また、オスは縄張り意識や他の犬への競争心が比較的強めですが、メスはその点でもトラブルを起こしにくく、ドッグランや散歩中に他の犬と顔を合わせるシーンでも穏やかに過ごせることが多いです。

ゴールデンレトリバーがなぜこれほど穏やかで優しい性格を持つのか、その歴史的背景から詳しく知りたい方は、ゴールデンレトリバーがなぜ優しいのかを詳しく解説した記事もぜひご覧ください。

飼いやすさと留守番の適性

飼いやすさと留守番の適性

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ゴールデンレトリバーのメスは、「総合的な飼いやすさ」という点で非常に高い評価を受けています。

攻撃性や恐怖心が少なく、場の空気を読む能力が高いため、初めて大型犬を迎える家庭にも向いている犬種といえます。

評価項目 評価(5点満点) 特徴・口コミ傾向
人懐っこさ 4.0 来客時に大喜び。大人と子どもで接し方を変える聡明さがある
落ち着き 3.3 普段は温厚だが、遊ぶスイッチが入ると大興奮することも
しつけのしやすさ 4.5 学習能力が高く、基本コマンドを短期間で習得しやすい
お手入れのしやすさ 3.7 水好きなのでシャンプーは比較的スムーズ。抜け毛の多さに注意
鳴き声の少なさ 3.2 無駄吠えは少ないが、寂しいときの鼻鳴きやご飯前の要求吠えはある
総合的飼いやすさ 4.8 攻撃性・恐怖心が少なく寛容。他者へのホスピタリティが高い

また、メスはオスに比べて分離不安に陥りにくく、留守番が得意な傾向があるという点も、働いている方や日中外出が多い家庭にとっては安心材料になります。

「一人でゆったりと過ごす時間を大切にする」という気質がメスにはあるため、適切なお留守番トレーニングをしっかり行えば、一定時間の在宅ケアに対応できる子に育てやすいです。

留守番に慣れさせるコツ

最初は数分程度の短い外出から始め、少しずつ時間を延ばしていく段階的なトレーニングが基本です。

出かける前に大げさな挨拶をしないことや、戻ってきたときに落ち着いた状態で迎えることが、分離不安を防ぐポイントになります。

ただし、長時間の留守番が毎日続くような環境はストレスの原因になりますので、生活スタイルに合わせた工夫が大切です。

抜け毛と日々のお手入れ方法

ゴールデンレトリバーの美しいゴールドの被毛は、硬めの上毛(オーバーコート)と柔らかくふんわりとした下毛(アンダーコート)の2層からなるダブルコートです。

この被毛のケアは、飼育を始めた多くの方が「想像より大変だった」と感じるポイントの一つでもあります。

毎日のブラッシングが基本

ゴールデンレトリバーは抜け毛がとても多く、特に換毛期(春と秋)には驚くほどの量の毛が抜けます。

床やソファー、衣類に毛がつくのは日常茶飯事なので、毎日のブラッシングと、こまめな掃除機がけは必須と考えておきましょう。

スリッカーブラシやアンダーコート用のファーミネーターなど、大型犬向けのブラッシングツールを揃えておくと作業がずっとスムーズになります。

シャンプーは比較的スムーズ

ゴールデンレトリバーはもともと水鳥を回収する猟犬のルーツを持つため、水に対する抵抗が少ない子が多いです。

シャンプーを嫌がらないという声は飼い主さんの間でもよく聞かれます。

ただし、大型犬のシャンプーは時間と労力がかかるため、自宅でのセルフケアに加えてトリミングサロンを定期的に利用するのが現実的です。

サロンでは大型犬特別料金が適用されることが多く、1回あたり1万〜1.5万円程度を目安に考えておくとよいでしょう。

お手入れのポイントまとめ

  • ブラッシングは毎日行い、換毛期は特に念入りに
  • シャンプーは月に1〜2回程度が目安
  • 垂れ耳のため、高温多湿の時期は外耳炎に注意して耳掃除も定期的に
  • 爪切りは月に1回程度を目安に(自宅か獣医師・サロンにて)

パピー期の行動と成長の変化

パピー期の行動と成長の変化

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ゴールデンレトリバーのメスは全体的に温厚でしつけがしやすい犬種ですが、生後1歳未満〜2歳頃までのパピー期は、旺盛な好奇心と体力が相まって、想定外の行動をとることがあります

これを知らないまま迎えてしまうと「こんなはずじゃなかった」と感じてしまうこともあるので、事前に心の準備をしておくことが大切です。

家財の破壊行動について

パピー期によく聞かれるのが、家具・壁紙・室内の柱などを噛んでしまうという行動です。

かまってほしい、退屈、歯の生え変わりによるむず痒さなど、さまざまな理由が重なって起きやすいのですが、3歳に近づくにつれて劇的に落ち着いてくるのが一般的なパターンです。

パピー期の一時的な試練と割り切り、噛んでよいおもちゃを用意したり、目を離す間はケージやサークルで安全を確保したりする工夫が有効です。

夏の散歩スケジュールに注意

ダブルコートのゴールデンレトリバーは暑さにとても弱い犬種です。

夏の日中は路面温度が非常に高くなり、肉球のやけどや熱中症のリスクが上がります。

飼い主さんの体験談の中には「夏は朝4時と夜10時過ぎに散歩している」という声もあります。

大型犬との暮らしは飼い主側の体力とスケジュール管理も求められることを、ぜひ頭に入れておきましょう。

夏の散歩・熱中症対策のポイント

日の出前か日没後の涼しい時間帯に散歩を設定し、アスファルトの温度が下がっていることを確認してから出かけましょう。

水分補給のための携帯用ボトルや、冷感グッズ(クールベスト、アイスバンダナなど)の活用もおすすめです。

室内ではエアコンで温度管理を徹底し、床には滑り止めマットを敷いて関節への負担を軽減することも大切です。

ゴールデンレトリバーのメスを迎える前に知りたいこと

ゴールデンレトリバーのメスを家族に迎えるには、日々のケアだけでなく、発情期の管理・健康リスク・費用といった「知っておかないと困る」情報を事前に把握しておくことがとても重要です。

このセクションでは、特にメスならではの医療・健康管理と、入手前に確認しておきたい費用・選び方のポイントをまとめました。

ヒートの周期と管理のポイント

ヒートの周期と管理のポイント

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未避妊のメスを飼育する上で、最もケアが必要な時期が発情期(ヒート)です。

ゴールデンレトリバーのメスは性成熟すると、一般的に年に2回程度ヒートを迎えます。

出血を伴う発情前期から発情期にかけての期間は、概ね2〜3週間程度(短い場合は8日前後)が目安とされています。

ヒート中に見られる心身の変化

ヒートが始まると、外陰部が腫大して出血が始まるだけでなく、性ホルモンの急激な変動によって精神状態が不安定になりやすくなります。

具体的には、水を大量に飲んで頻尿になったり、落ち着きがなくなってマウンティングをしたり、逆に元気や食欲が著しく低下してお散歩を拒否するといった多面的な変化が現れることがあります。

場面・状況 発生するリスク 対処のポイント
散歩・外出時 オス犬を興奮させ、望まない交配・喧嘩のリスク 犬と遭遇しにくい時間帯・ルートを選定。ドッグランは利用禁止
室内環境 カーペットやソファーへの出血による汚損 サニタリーパンツや紙おむつを着用。洗えるカバーを活用
動きが活発な場合 おむつやパンツがズレて脱落しやすい サスペンダーを活用してしっかり固定する
生殖器の衛生 陰部周辺の蒸れや細菌繁殖、皮膚炎の発症 被毛をクリッピング。ぬるま湯や濡れコットンでこまめに清拭
同居犬がいる場合 未去勢オスとの交配、犬同士のトラブル 未去勢オスとは完全に部屋を隔離して接触を遮断する

食欲不振への対策

ヒート期間中に食欲が落ちる子には、嗅覚を刺激して食欲を促す工夫が有効です。

ドライフードをぬるま湯でふやかしたり、少し電子レンジで温めて香りを立たせたりするだけで食いつきが変わることがあります。

鶏の煮汁や低塩のアサリスープをかけてみる、嗜好性の高いウェットフードを少量混ぜる、といった方法も試す価値があります。

この症状は要注意!すぐに動物病院へ

出血が3週間以上続く場合や、陰部から血まじりの膿や異常な分泌物が出ている場合は、子宮蓄膿症のサインである可能性があります。

子宮蓄膿症は命に関わる重篤な感染症で、発熱・多飲多尿・嘔吐・腹部膨満といった全身症状が現れ、急速に悪化することがあります。

少しでも異常を感じたら、迷わず動物病院を受診してください。

避妊手術の時期とリスクの考え方

ヒートの管理負担を軽減し、生殖器疾患を予防するために推奨されるのが避妊手術です。

統計的には、避妊手術を受けたメス犬は未手術の個体と比べて寿命が約23〜26%延びるというデータがあります。

これは主に子宮蓄膿症の発症リスクを完全に排除できること、そして乳腺腫瘍のリスクを大幅に低減できることによるものです。

ただし、ゴールデンレトリバーにおける避妊手術の時期の選択は、他の犬種以上に慎重な判断が求められます。

近年の獣医学研究によって、手術のタイミングによって異なるリスクが生じることが明らかになってきているためです。

手術の時期・条件 生じやすいリスク データの目安
生後6ヶ月未満 骨格発育不全に起因する整形外科的疾患(股関節形成不全・前十字靭帯断裂など) 関節疾患リスクが未手術個体の約4倍に上昇するという報告あり
生後6ヶ月以降 リンパ肉腫・肥満細胞腫などの悪性腫瘍リスクが上昇 がん罹患リスクが未手術個体の3〜4倍になるという研究あり
生後1歳未満 前十字靭帯断裂のリスクが高まる可能性 膝関節を支える靭帯への負荷増大が指摘されている
体重15kg以上の手術(共通) 睡眠時などの無意識な漏尿(ホルモン反応性尿失禁) 発生率は約9%程度(小型犬の約1.4%より高い傾向)
術後全般(エストロゲン消失) 基礎代謝低下による急激な体重増加(肥満) 肥満は関節疾患をさらに悪化させるリスクがある

このように、早く手術をすれば関節疾患のリスクが上がり、遅らせれば悪性腫瘍のリスクが上がるという、複雑なトレードオフが存在します。

「生後何ヶ月で一律に実施する」という固定的な判断は避け、個体の骨格発育・体重推移・活動量・飼育環境などを踏まえて、信頼できる獣医師と十分な話し合いの上で決定することが強くおすすめされています。

最終的な判断は必ず専門家にご相談ください。

避妊手術後に気をつけたいこと

避妊手術後はエストロゲンの低下により基礎代謝が落ち、体重が増えやすくなります。

手術前と同じ量のフードを与え続けると、あっという間に肥満になってしまうことがあります。

術後は動物病院の指示に従い、フードの見直しや運動量の調整を行いましょう。

また、肥満は前十字靭帯断裂や股関節形成不全のリスクをさらに高めるため、体重管理は術後こそ特に重要です。

かかりやすい病気と健康管理

かかりやすい病気と健康管理 

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ゴールデンレトリバーは全般的に温厚で丈夫な犬種ですが、犬種的な傾向として注意が必要な病気がいくつかあります。

特にメスの場合は、生殖器系の疾患についても理解しておくことが大切です。

子宮蓄膿症

前のセクションでも触れましたが、未避妊のメスにとって最も警戒すべき疾患の一つが子宮蓄膿症です。

子宮内に細菌が繁殖して膿が溜まる感染症で、放置すると敗血症に進行し、命を落とす危険性があります。

発熱・多飲多尿・嘔吐・食欲低下・腹部の膨張が主なサインです。疑わしい症状がある場合は一刻も早く受診してください。

乳腺腫瘍

未避妊のメスや、ヒートを何度か経験した後に避妊手術を行ったメスは、乳腺腫瘍のリスクが高まることが知られています。

乳房にしこりがないか、定期的に触れてチェックする習慣をつけることが早期発見につながります。

股関節形成不全・前十字靭帯断裂

ゴールデンレトリバーは大型犬の中でも関節トラブルが起きやすい犬種として知られています。

股関節形成不全は股関節が正常に発育せず歩行に支障をきたす疾患で、遺伝的な要因が大きいとされています。

前十字靭帯断裂は膝関節を安定させる靭帯が切れてしまう疾患で、急な方向転換や段差の着地などがきっかけになることがあります。

いずれも肥満や過剰な運動が悪化要因になるため、適切な体重維持と運動管理が予防の基本です。

悪性腫瘍(がん)

ゴールデンレトリバーは他の犬種と比べてリンパ腫や肥満細胞腫などのがんにかかりやすいという統計的な傾向があります。

高齢になるほどリスクが高まるため、シニア期に入ったら定期的な健康診断(年に1〜2回)を欠かさず受けることが重要です。

日常の健康チェックで早期発見を

  • 毎日の体重測定と体型(BCS)の確認
  • 乳房・リンパ節のしこりの有無を週1回程度チェック
  • 食欲・水分量・排泄の変化に注意する
  • 動き方の変化(足をひきずる、段差を嫌がるなど)を見逃さない
  • 年に1〜2回の定期健康診断を習慣化する

値段・価格相場と迎える方法

ゴールデンレトリバーのメスを家族に迎えるとき、まず気になるのが費用面です。

入手経路や遺伝的系統によって価格は大きく異なりますので、あらかじめ全体像を把握しておきましょう。

国内で一般的に流通しているアメリカ系のゴールデンレトリバーは比較的入手しやすい価格帯であるのに対し、骨太でウェーブのかかった白系の被毛が特徴的なイギリス系(英国系)は国内のブリーディング頭数が少なく、希少価値が高いため高額になる傾向があります。

入手経路・系統 価格相場の目安(本体) 特徴・付帯サービス
アメリカ系(標準) 100,000〜300,000円 国内流通の主流。ペットタイプなら比較的リーズナブル
イギリス系(英国系) 300,000〜600,000円 希少性が高く良血統は50万円以上になることも
ブリーダー直販 150,000〜400,000円 血統証・健康保証あり。親犬の気質確認や環境見学が可能
ペットショップ 200,000〜450,000円 店頭で対面可能。独自の生命保障サービスが付く場合も
保護団体・里親 無料〜50,000円 年齢幅が広い。医療費・ワクチン代などの実費負担が必要な場合あり

本体価格の他にも、初年度は予防接種代(1〜3万円程度)・健康診断・登録費(5,000〜10,000円程度)・サークルや寝床などの初期グッズ(2〜4万円程度)など、最低でも数万円の付帯コストが発生します。

毎月の食費(6,000〜10,000円程度)や年間医療費(2〜8万円程度)、ペット保険料(年間2〜5万円程度)といったランニングコストも、長期的な視点で考えておきましょう。

費用の詳細については、ゴールデンレトリバーの生涯にかかる費用の内訳も参考にしてみてください。

なお、「黒いゴールデンレトリバー」という表記を見かけることがあるかもしれませんが、ゴールデンレトリバーの正式なスタンダードで認められている毛色は白・ゴールド・クリーム系のみです。

黒い個体は存在しませんので、ご注意ください(黒い被毛のレトリバーに似た犬は「フラット・コーテッド・レトリバー」という別犬種です)。

信頼できるブリーダーの選び方

信頼できるブリーダーの選び方

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ゴールデンレトリバーのメスを迎えるにあたって、入手経路の選択は非常に重要です。

特に「格安で売られている個体」には注意が必要で、遺伝子検査が行われていない、ワクチンが未接種、または子犬期に最も大切な「社会化トレーニング」を受けていないケースが少なくありません。

その結果、迎えた後に行動問題や先天性疾患の治療費が積み重なり、思わぬ費用がかかってしまうトラブルも報告されています。

信頼できるブリーダーかどうかを見極めるためのポイントをまとめました。

信頼できるブリーダーを選ぶためのチェックリスト

  • 飼育環境の確認:オンラインまたは現地見学で、親犬の生活環境や衛生管理状態を実際に確認できる
  • 健康証明の提示:健康診断証明書や遺伝子病検査(股関節形成不全・眼の遺伝病など)の結果を提示してもらえる
  • 血統証明書の有無:JKC(ジャパンケネルクラブ)等に登録された血統証明書が付属している
  • 健康保証の明記:購入後の健康保証の範囲・期間が契約書で明確になっている
  • 質問への誠実な対応:親犬の性格や既往歴についての質問に対して、丁寧かつ正直に回答してくれる
  • 引き取り後のサポート:飼育中に困ったことがあった際に相談できる体制がある

また、室内環境の整備も迎える前に必須です。

フローリングは大型犬の関節に負担をかけやすいため、滑り止めマットの設置は欠かせません。

誤飲防止のための柵や扉、電気コードの保護なども、パピーを迎える前に済ませておきましょう。

上記の情報はあくまで一般的な目安です。個々の状況や地域によって異なる場合があるため、購入・譲渡にあたっては必ず公式サイトや各機関での最新情報をご確認ください。

また、健康管理や手術の時期などについては、必ず信頼できる獣医師にご相談ください。

ゴールデンレトリバーのメスとの暮らしを楽しもう

ここまで、ゴールデンレトリバーのメスについて、体格・性格・ヒートの管理・避妊手術のリスク・かかりやすい病気・価格相場・信頼できるブリーダーの選び方と、幅広い情報をお伝えしてきました。

改めてポイントを整理しましょう。

この記事のまとめ

  • ゴールデンレトリバーのメスはオスに比べてコンパクトで体重の目安は約24.9〜29.5kg。ただし個体差が大きいため、日常的なBCS確認が重要
  • メスは精神的成熟が早く、しつけのしやすさや留守番の適性が高い。穏やかで自立した優しさが魅力
  • ヒート(発情期)は年に約2回、期間は約2〜3週間。サニタリーパンツや行動管理で適切に対応する
  • 避妊手術の時期は早すぎても遅すぎてもリスクがある。個体に合わせて獣医師と相談しながら決定することが重要
  • 子宮蓄膿症・乳腺腫瘍・関節疾患・悪性腫瘍はゴールデンレトリバーのメスが特に注意すべき健康リスク
  • 価格相場はアメリカ系で約10〜30万円、イギリス系で約30〜60万円が目安。信頼できる入手先の選択が長期的な幸せにつながる

ゴールデンレトリバーのメスは、正しい知識を持って迎えれば、家族に計り知れない幸せをもたらしてくれる存在です。

パピー期のやんちゃな時期を乗り越えた先に待っているのは、飼い主の気持ちを汲んでそっと寄り添ってくれる、穏やかで誠実なパートナーとの日々です。

「どんな子が来ても最後まで一緒にいる」という覚悟と愛情を持って、ゴールデンレトリバーのメスとの豊かな暮らしを楽しんでいただけたら、とても嬉しいです。

健康管理や飼育方法に迷ったときは、いつでも信頼できる獣医師やブリーダーに相談することをおすすめします。

あおり運転や迷惑運転の被害から身を守るためのお守り

最後に、私たち高須商店からひとつ提案をさせてください。

私たち高須商店は、交通事故による事故被害をなくしたい思いから始まりました。

大切な人が迷惑運転の被害者になってしまったのがきっかけです。

私たちが暮らす地域は田舎なので車が無いと何かと不便になる場所で、車に乗っていると色々なことが起こります。

これは今に始まったことではありませんが、こちらをあおるように走る後続車に遭遇してしまうこともあります。

そんなことを起こさせないための対策の一つとしてこのマグネットステッカーを紹介させてください。

後続車へ『ドライブレコーダーを搭載しています』というメッセージを伝えることで、あおり運転や迷惑運転の被害を未然に防ぐことが狙いです。

実際にドライブレコーダーが付いていなくても、このマグネットステッカーを貼っておくことで、被害を防ぐ効果は十分期待できます。

また、クリップ付きの吸盤が付属しているので、車内後方の内窓にも設置できます。イタズラや盗難防止にもなるのでオススメです。

マグネットタイプの他に、ステッカータイプもあります。

ゴールデンレトリバー

■  Amazon

■  BASE

■  Creema

■  メルカリ

上記のウェブストアにてご購入いただけます。

興味がある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

監修者細峰
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最後までお読みいただきありがとうございました。

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