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こんにちは。高須商店の細峰です。
ポメラニアンの子を飼っていると、あの綿あめのようなふわふわの被毛をどう維持するか、いつも悩んでしまいますよね。
特に気になるのがトリミングの時間ではないでしょうか。
他の小型犬に比べて、サロンでの待ち時間が意外と長いなと感じることもあるかもしれません。
料金相場や通う頻度はどのくらいが適切なのか、また子犬や老犬にとって長時間の施術が負担にならないかなど、不安は尽きないかなと思います。
柴犬カットなどのデザインや、自宅でのセルフカット、毛玉のケアについても、事前に把握しておくと安心ですね。
今回は、私が調べた内容をベースに、予約の際にも役立つポメラニアンのケアについてお話ししていきます。
ポイント
- ポメラニアンのトリミングにかかる平均的な時間と工程の詳細
- 地域やサービス内容による料金相場の違いと追加費用の注意点
- ライフステージに合わせた負担の少ないトリミングの選び方
- 自宅での手入れとプロに任せるべき範囲の正しい見極め方

ポメラニアンのトリミング時間の目安と工程
ポメラニアンのトリミング時間がどのくらいかかるのかを正確に把握しておくことは、愛犬のストレス管理や飼い主さんのスケジュール調整において非常に重要です。
まずは、サロンでどのような作業が行われているのか、その具体的な工程と目安時間から見ていきましょう。
シャンプーコースと基本ケアの所要時間

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シャンプーコースは、全身のカットを含まない基本的なお手入れのセットです。
一般的には1時間から1時間30分程度が目安とされています。
ただ、これはあくまでスムーズに進んだ場合の話で、ポメラニアン特有の毛量によってはもう少し時間が延びることもあります。
コースに含まれる主なグルーミング内容
このコースには、シャンプーとドライイング以外にも、生活する上で欠かせない以下のケアが含まれていることがほとんどです。
- 爪切り・ヤスリがけ
- 耳掃除(耳毛の処理含む)
- 足裏・足周りの飾り毛カット
- 肛門腺絞り
- 肛門周り・お腹周りの衛生カット
これらの作業は、ワンちゃんが動いてしまうと非常に危険を伴うため、プロのトリマーさんが時間をかけて丁寧に行ってくれます。
爪切り一つをとっても、深爪をしないように神経を集中させる作業なので、意外と時間がかかるものなのですね。
ポメラニアンは皮膚がデリケートな個体も多いため、サロンによっては薬用シャンプーを選べるオプションもあります。
皮膚の赤みやベタつきをプロの目線でチェックしてもらえる貴重な機会です。
以前、皮膚トラブルを見つけてもらったというお話も聞いたことがあります。
全身カットの所要時間と毛量による変化
全身をハサミやバリカンで整える「シャンプー&カットコース」になると、所要時間は一気に延びて2時間から3時間程度かかるのが一般的です。
ポメラニアンは毛量が非常に豊富な犬種なので、その子の密度や体の大きさによって、3時間を超えてしまうことも決して珍しくありません。
作業時間が長くなってしまう最大の理由は、ポメラニアン特有の「ダブルコート(二重構造の被毛)」にあります。
特に密集した下毛(アンダーコート)に抜け毛が絡まっている場合、まずはそれを取り除く作業から始まります。
これを怠ると、綺麗な仕上がりにならないばかりか、皮膚に負担をかけてしまうからです。
特に、根元の方で毛玉(マッティング)ができている場合は、それを丁寧に取り除くための「毛玉取り」の工程が追加されます。
無理に引っ張るとワンちゃんが痛がってしまうので、慎重に進める分、さらに時間が追加されてしまいます。
このように、ポメラニアンのトリミング時間は、当日の被毛の状態によって大きく左右されると言えますね。
ドライヤーの乾燥工程に時間がかかる理由

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ポメラニアンのトリミングにおいて、おそらく最も時間を費やすのが「乾燥(ドライイング)」の工程です。
実は、この工程だけで45分から60分ほどかかることもあります。
ポメラニアンを洗ったことがある方なら分かるかと思いますが、あの毛量をお家のドライヤーで乾かすのは至難の業ですよね。
徹底した乾燥が健康を守る
プロの現場では、大型のスタンドドライヤーとハンドドライヤーを併用し、被毛の根元からしっかりと風を当てていきます。
これには、ただ乾かすだけでなく、以下のような重要な役割があります。
皮膚トラブルの予防
生乾きの状態は細菌が繁殖しやすく、皮膚炎や独特のニオイの原因になります。
毛並みの美しさ
根元から毛を立ち上げることで、ポメラニアンらしいふわふわのシルエットを作ります。
死毛の除去
強い風を当てることで、ブラッシングだけでは取りきれない抜け毛を飛ばします。
飼い主としては「早く終わってほしい」と思ってしまうこともありますが、この徹底した乾燥こそが、ワンちゃんの皮膚を健やかに保つために欠かせない工程なのです。
料金相場と追加料金が発生する条件の分析
気になる料金相場ですが、ポメラニアンは小型犬の中でも手間がかかる部類に入るため、チワワやダックスフンドに比べると少し高めに設定されていることが多いです。
地域や店舗の形態(個人サロンか、動物病院併設かなど)による違いをまとめてみました。
| メニュー内容 | 料金相場(税込) | 主な作業内容・特徴 |
|---|---|---|
| シャンプーコース | 3,000円 ~ 6,000円 | 基本的なケアセット。爪切りや耳掃除を含む |
| カットコース | 5,000円 ~ 8,000円 | 全身の造形カット。柴犬カットなどはここに含まれる |
| 病院併設サロン | 6,500円 ~ 9,000円 | 獣医師のチェックが含まれることが多く、やや割高 |
注意したいのは、基本料金以外にかかる追加料金です。
作業時間が想定より延びてしまう場合には、以下のような費用が発生することがあります。
毛玉料金
毛玉の量や範囲に応じて500円~2,000円程度。
サイズオーバー料金
標準体重(約3kg前後)を大きく上回る場合。
保定料金
噛み癖がある、あるいは極端に暴れてしまう子への介助料。
正確な金額については、愛犬の今の状態を伝えた上で、事前にサロンへ相談することをおすすめします。
理想的な頻度と予約をスムーズにするコツ
ポメラニアンの美しい状態を保つための理想的な頻度は、1ヶ月から1ヶ月半に1回程度と言われています。
これ以上の間隔が空いてしまうと、抜け毛が絡まって巨大な毛玉になってしまったり、足裏の毛が伸びて室内で滑りやすくなったりと、健康面でのリスクが増えてしまうからです。
予約をスムーズにするためのコツは、施術が終わったその日に次回の予約を入れてしまう「次回予約」を活用することです。
特に年末年始や換毛期(春・秋)は、予約が1ヶ月先まで埋まっていることも珍しくありません。
また、ポメラニアンは活発な性格の子も多いため、予約の際に「今の毛玉の状態」や「最近の体調」を伝えておくと、トリマーさんも余裕を持った時間配分をしてくれます。
ポメラニアンのトリミング時間を短縮する工夫

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長時間のトリミングは、ワンちゃんにとっても少なからずストレスになります。
特に、じっとしているのが苦手な子や、体力が落ちてきたシニア犬にとっては、いかに効率よく終わらせるかが重要です。
柴犬カットの人気スタイルと施術の時間
ポメラニアンの定番スタイルといえば、コロコロした見た目が愛らしい「柴犬カット」ですよね。
全体を短く整えるこのスタイルは、ハサミだけで丁寧に仕上げるスタイルよりも、バリカンを併用することで施術時間を短縮できる傾向にあります。
お手入れが楽になるというメリットもあり、非常に人気があります。
ただ、バリカンの使用には慎重な判断が必要です。
「毛刈り後脱毛症」といって、短く刈った後に毛が生え揃わなくなったり、毛質がガサガサに変わってしまったりするリスクがあるそうです。
これはポメラニアンに比較的多く見られる現象なので、初めて挑戦する場合はリスクについてトリマーさんとよく話し合う必要があります。
また、毛を短くしすぎると、冬場は寒さを感じやすくなり、夏場は直射日光が皮膚に直接当たって熱中症のリスクが高まることもあります。
見た目の可愛さと、健康面でのバランスを考えることが大切ですね。
パピーの社会化と子犬期の適切なメニュー

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子犬の初めてのトリミングは、ワクチンの接種が終わってから2週間から1ヶ月後くらいが目安です。
この時期のトリミングで最も大切なのは、完璧に仕上げることよりも「サロンを嫌いにならないこと」です。
最初から3時間近いフルコースを経験させてしまうと、トリミング自体がトラウマになってしまう可能性があります。
最初はシャンプーをせず、爪切りやブラッシングだけの短いメニューから始めて、徐々に慣らしていくのがコツです。
プロのトリマーさんは、おやつを使いながら「ここは楽しい場所だ」と思ってもらえるように工夫してくれます。
こうした「社会化」のプロセスを丁寧に行うことが、将来的にトリミング時間を短縮できる、穏やかな成犬へと成長することに繋がります。
老犬への負担を抑える時短とリスク管理
高齢のポメラニアンにとって、長時間の立ち仕事であるトリミングは、心臓や足腰に大きな負担をかけます。
若い頃は平気だった2時間のカットも、シニア期には命に関わるストレスになりかねません。
そのため、老犬の場合は「美しさ」よりも「負担の少なさ」を最優先にする必要があります。
シニア犬向けの具体的な工夫
分割トリミング
今日はシャンプー、来週はカットといったように、作業を数日に分けて1回あたりの拘束時間を短縮します。
デザインの簡略化
細かい造形は避け、衛生的に過ごせる範囲で手早く仕上げてもらいます。
二人体制での施術
一人が体を支え、もう一人がカットすることで、ワンちゃんが踏ん張る体力を温存します。
また、当日の朝に食欲がなかったり、少しでも元気がないと感じたりした場合は、無理をせず予約を変更する勇気も必要です。
シニア期のトリミングは、その日の体調と相談しながら進めるのが一番かなと思います。
自宅でのブラッシングとセルフケアの限界

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サロンでの時間を少しでも短くするためには、お家での日頃のケアが欠かせません。
毎日5分でもブラッシングをして毛玉を防いでおけば、サロンでの毛玉取り作業がなくなる分、ワンちゃんの拘束時間を30分以上短縮できることもあります。
ブラッシングは皮膚の血行を良くし、愛犬とのコミュニケーションにもなるので、ぜひ習慣にしたいですね。
ただ、自宅での「セルフカット」には限界があります。
特に全身のカットはとても難しいものです。
犬の皮膚は人間よりずっと薄く、伸び縮みしやすいため、素人がハサミを入れると、毛を引っ張った際に皮膚まで一緒に切ってしまう事故が頻繁に起こります。
自宅で行うセルフケアは、以下の範囲に留めておくのが安全です。
- 毎日の丁寧なブラッシングとコームでのチェック
- 足裏からハミ出した毛を、安全な小型バリカンで整える
- 散歩後に汚れた足先や肛門周りを拭くなどの衛生管理
複雑なスタイリングや、固まってしまった毛玉の除去は、プロの技術と専用の道具に任せるのが、安全面でも結果的に一番の時短になります。
無理をして怪我をさせてしまうと、その治療に余計な時間と費用がかかってしまうからですね。
ポメラニアンのトリミング時間を知る重要性
ここまで見てきた通り、ポメラニアンのトリミング時間は、その繊細な被毛と健康を守るための「必要な時間」であることが分かりました。
高密度なダブルコートを清潔に保つことは、単なる美容の問題ではなく、飼い主としての責任でもあると言えます。
飼い主が動物を適切に管理することは法律でも定められており、清潔を保つことは健康維持の基本です。
例えば、適切な手入れを怠ることは、動物の心身に苦痛を与えることにも繋がりかねません。
(出典:環境省『家庭動物等飼養保管基準』)
愛犬が一生を通じて快適に過ごせるよう、年齢や季節、体調に合わせてメニューを柔軟に選んであげたいですね。
トリミング後のワンちゃんは、私たちが想像する以上に疲れているものです。
お家に帰ったら、大好きなおやつをあげて、静かな環境でゆっくりと休ませてあげてください。
こうした丁寧なケアの積み重ねが、愛犬との絆をより深いものにしてくれます。
最終的な判断や詳しいケアの方法については、愛犬の性格や健康状態を最もよく知るトリマーさんや、獣医師などの専門家にご相談されることをおすすめします。
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さて、愛犬を大切に想う気持ちは、散歩中やドライブ中でも同じですよね。
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