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こんにちは。高須商店の細峰です。
ふわふわとした綿菓子のような毛並みが魅力的なポメラニアンですが、一緒に過ごしていると「あれ、色が薄くなったかな?」と感じたり、子犬の頃の面影がなくなるほど見た目が変わったりして、驚くこともありますよね。
特にポメラニアンのオレンジの変化は、成長段階や環境によってかなりダイナミックに起こるものなのです。
中には、顔の周りの毛が抜けて泥棒顔のようになってしまったり、成犬になってから全体的に色が抜ける退色に悩んだりする飼い主さんも少なくありません。
こうした変化は俗にサル期やポメハゲとも呼ばれ、初めてポメラニアンを家族に迎えた方にとっては、病気ではないかと不安になる大きな要因です。
私自身、ポメラニアンの被毛の不思議についてはとても関心があり、日々いろいろな情報を集めています。
この記事では、なぜ毛色が変わるのか、そして美しいオレンジ色を維持するために私たちができることは何かについてお話ししていきます。
この記事を読むことで、愛犬の成長に伴う変化を前向きに捉えられるようになるはずですよ。
ポイント
- 成長とともに訪れる猿期のメカニズムと見た目の劇的な変化
- オレンジセーブルなどの子犬が成犬になるまでの色彩の推移
- 紫外線や栄養不足など、成犬になってから退色を招く外部要因
- 美しい被毛を長く保つための日常的なケアと食事のポイント

ポメラニアンのオレンジの色の変化と猿期の仕組み
ポメラニアンの成長過程において、多くの飼い主さんが最初に直面する大きな変化が「猿期(サル期)」と呼ばれる時期です。
この時期に起こるポメラニアンのオレンジの変化は、初めて経験する方にとっては少し衝撃的かもしれません。
まずは、なぜこのような変化が起こるのか、その生理的な仕組みについて見ていきましょう。
子犬期に見られるオレンジセーブルの黒い毛の正体

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子犬のポメラニアン、特にオレンジセーブルというカラーの個体は、顔周りや背中に黒い差し毛が混じっていることがよくあります。
この時期の見た目は、鼻の周りが黒く見えることから「泥棒顔」なんて呼ばれることもありますね。
ただ、この黒い毛は一生続くものではないことがほとんどです。
これは、毛包の中で黒色を司る「ユーメラニン」という色素が一時的に強く出ている状態で、成長とともに赤みのある「フェオメラニン」主体の毛へと生え変わっていきます。
成長するにつれて黒い毛先を持つパピーコートが抜け落ち、下から鮮やかなオレンジ色の成犬毛が伸びてくるので、泥棒顔もいつの間にか解消されていくのが一般的ですよ。
個体によっては、この黒い毛が完全に消える子もいれば、背中にうっすらと残って大人びた表情を作る子もいます。
ポメラニアンの猿期はいつから始まるのか
ポメラニアン特有の現象である「猿期」は、だいたい生後3ヶ月から6ヶ月頃に始まるとされています。
個体差はありますが、この時期になると子犬特有の非常に柔らかいパピーコートが抜け始め、一時的に毛量が激減してしまうのです。
全体のシルエットが細くなり、スカスカな印象になってしまうので、以前の面影がなくなって心配してしまう飼い主さんも多い時期ですね。
猿期は病気ではなく、大人の毛(アダルトコート)へ生え変わるための大切な準備期間です。
時期には個体差があり、ほとんど目立たない子もいれば、劇的に見た目が変わる子もいます。
この時期に「毛を早く生え揃えたい」と焦って無理なカットをすることは避けましょう。
顔の印象が劇的に変わる猿期のメカニズム

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なぜ「猿期」と呼ばれるかというと、顔の毛がM字型に抜けたり、目の周りだけ毛が残ったりして、まるでお猿さんのような顔立ちに見えるからです。
この劇的な変化は、毛の生え変わりが顔の中心部から始まることで起こります。
また、ポメラニアンはダブルコート(二重毛)という構造を持っており、保温を担う柔らかいアンダーコートが先に抜けるため、よりボリュームがなくなったように見えます。
以前のふわふわした姿からは想像もつかないほどスッキリしてしまうこともありますが、これは正常な発達プロセスなので安心してくださいね。
皮膚に赤みや痒みがなく、元気があれば、それは輝かしい成犬へのステップアップの証拠です。
この時期にスカスカに見えるのは、古い毛が抜けて新しい健康な毛が準備されているからなのです。
成犬になるにつれて本来のオレンジに戻る過程
生後10ヶ月を過ぎたあたりから、ようやく大人の毛であるガードヘア(上毛)が生え揃い始めます。
この時期になると、オレンジ色の鮮やかさが戻ってきたり、逆に以前よりも落ち着いた上品な色調で安定したりします。
ポメラニアンらしいボリューム感のあるダブルコートが完成し、色彩が完全に定着するのは、およそ1歳半から2歳頃になることが多いようです。
大人の毛はパピーコートよりも一本一本がしっかりしており、光を反射する力が強くなります。
なので、猿期を終えた後のポメラニアンは、子犬の頃とはまた違った深みのある美しい発色を見せてくれるようになります。
この変化の過程を写真に収めておくと、後で見返した時にとても良い思い出になりますよ。
毛量の増減や色彩の定着における個体差の理解
ポメラニアンは、ジャパンケネルクラブ(JKC)でも多くの色が認められているほど、色彩のバリエーションが豊富な犬種です。
(出典:一般社団法人ジャパンケネルクラブ「ポメラニアンの犬種紹介」)
そのため、将来どんな色になるかを100%正確に予測するのはとても難しいことです。
血統背景によって、鮮やかなオレンジを維持する子もいれば、少しクリームに近い淡い色に落ち着く子もいます。
耳の裏や付け根の色が将来の成犬毛の色を反映していると言われることもあるので、一つの目安として観察してみるのも面白いかもしれませんね。
ただ、どんな色に変化したとしても、それがその子の個性であり、ポメラニアンという犬種の奥深さなのだと私は感じています。
ポメラニアンのオレンジが変化し退色する原因と対策

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一度安定したはずのポメラニアンのオレンジの変化が、成犬になってから再び起こることがあります。
いわゆる「退色」と呼ばれる現象ですが、これには加齢だけでなく、日常生活の中にある意外な要因が関係していることもあるのです。
私たちが気をつけてあげることで、その輝きを長く保てる可能性があります。
被毛の鮮やかさが失われ退色してしまう主な理由
成犬になってからの退色は、単なる加齢現象だけではなく、環境ストレスや不適切なケア、栄養の偏りが原因となる場合も少なくありません。
特にオレンジやレッド系の色は、含まれる色素(フェオメラニン)が繊細なため、外からのダメージによって化学変化を起こしやすく、色褪せが目立ちやすい傾向にあります。
毛艶が悪くなったり、以前よりも色がくすんで見えたりしてきたときは、日々の生活習慣を一度振り返ってみるのが良いかもしれません。
美しいオレンジを紫外線ダメージから守る対策

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意外と見落としがちなのが紫外線の影響です。
実は、太陽の光に含まれる強い紫外線は、被毛のメラニン色素を光酸化させて破壊してしまうのです。
人間が海などで日焼けして髪の色が抜けるのと全く同じ仕組みですね。
特に日差しの強い時間帯の長時間のお散歩は、被毛を「日焼け」させてしまい、鮮やかなオレンジ色が赤茶けたり、白っぽくパサついたりする原因になってしまいます。
紫外線のピークである午前10時から午後2時頃の外出は避けるのが賢明です。
退色防止だけでなく、ポメラニアンのような小型犬にとって致命的になりかねない熱中症のリスクを下げることにも繋がります。
室内でも、直射日光が当たる場所にケージを置かない工夫が必要です。
日々のブラッシングと適切なお手入れの重要性
毛色を艶やかに保つためには、毎日の丁寧なブラッシングが欠かせません。
単に毛並みを整えるだけでなく、皮膚の表面を適度に刺激することで微小な血行が促進され、毛包に十分な栄養が行き渡るようになるからです。
また、ポメラニアンのダブルコートは毛玉になりやすく、毛玉を放置すると皮膚の通気性が悪くなり、被毛の健康を損なう原因になります。
シャンプー選びも重要です。洗浄力の強すぎる合成界面活性剤が含まれたものを使うと、毛の表面を保護するキューティクルが剥がれてしまいます。
そうなると光が乱反射し、視覚的に「色が褪せた」ように見えてしまうのです。
低刺激のアミノ酸系シャンプーなどを使用し、しっかりと保湿してあげることが、鮮やかな色を保つ秘訣ですよ。
| ケア項目 | 色彩・毛質へのメリット | 注意すべきポイント |
|---|---|---|
| スリッカーブラシ | 死毛を取り除き、通気性を確保する | 皮膚を直接こすりすぎないようにする |
| コーム仕上げ | 毛束をほぐし、光の反射を整える | 根元からゆっくりと通す |
| 保湿ミスト | 静電気を防ぎ、キューティクルを保護 | つけすぎず、全体に薄く馴染ませる |
色彩を支える食べ物とアミノ酸の栄養学
オレンジ色の元となるメラニン色素を体内で作るには、その原材料となる栄養素を食事から摂取する必要があります。
特に「チロシン」や「フェニルアラニン」といったアミノ酸はメラニンの直接の原料です。
これらが不足すると、色素細胞(メラノサイト)が十分な働きをできなくなり、被毛の色が徐々に淡く退色してしまうと言われています。
良質な動物性タンパク質(お肉やお魚)をメインとした食事を心がけることは、筋肉や皮膚の健康だけでなく、美しい毛色を守ることにも直結しているのですね。
また、抗酸化作用のある成分を補うことも、紫外線によるダメージから色素を守る手助けになるかもしれません。
ただ、特定の栄養素だけを過剰に与えるのは逆効果になることもあるので、バランスの良い総合栄養食をベースに考えることが大切です。
急激な変化に注意したい病気と脱毛症Xのサイン

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もし、色の変化とともに、左右対称に毛が抜けたり、皮膚が黒ずんでザラザラしてきたりした場合は、単なる成長や退色ではなく、内分泌系の病気のサインかもしれません。
ポメラニアンに特異的に見られる「アロペシアX(脱毛症X)」は、原因不明の脱毛症として知られており、初期症状として毛艶が失われ、色が変色して見えることがあります。
注意が必要な全身症状のチェックリスト
- お水を飲む量が急激に増えた(多飲多尿)
- お腹がポッコリと膨らんできた
- 毛が抜けた後の皮膚が黒く色素沈着している
- 痒みがないのに、特定の場所の毛が薄くなっている
こうした症状が見られる場合は、クッシング症候群や甲状腺機能低下症などの疾患が隠れている可能性があります。
以前と比べてあまりにも様子がおかしい、あるいは毛の抜け方が異常だと感じたら、自己判断せずに早めにかかりつけの獣医さんに相談してくださいね。
この記事に記載されている健康や病気に関する情報は、一般的な知識の共有を目的としたものです。
正確な診断や治療については、必ず動物病院を受診し、専門の獣医師の指示に従ってください。
ポメラニアンのオレンジの変化を理解して愛犬を守る

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ポメラニアンのオレンジの変化は、子犬から成犬、そしてシニア犬へと続く物語のようなものです。
猿期を経て立派なオレンジ色になる様子も、年齢を重ねて優しい色合いに変わっていく姿も、その子だけの唯一無二の魅力だと私は思います。
適切な栄養と日々のケアを通して、その時々の輝きを最大限に引き出してあげたいものですね。
さて、愛犬の見た目の変化を慈しむのと同じくらい大切なのが、日々の「安全」です。
特にお出かけの際、予期せぬトラブルから愛犬を守ることは飼い主さんの大きな使命ですよね。
最近では、残念ながら無理な割り込みやあおり運転のニュースを耳にすることも少なくありません。
ワンちゃんを乗せている時にヒヤッとする経験は、できれば避けたいものです。
そんな不安から、愛犬と飼い主さんを優しく守る「お守り」のようなアイテムを提案しています。
高須商店では、可愛いポメラニアンのデザインがあしらわれた、ドライブレコーダー録画中を知らせるマグネットステッカーを販売しています。
これを車に貼っておくだけで、周囲のドライバーに「大切な家族が乗っていますよ」というメッセージを伝え、無謀な運転に対する抑止力になってくれます。
ポメラニアンの愛くるしいイラストが、殺伐とした道路の上でも、きっと周りの人の心を和ませ、安全な車間距離を保つきっかけをくれるはずです。
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