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こんにちは。高須商店の細峰です。
バーニーズマウンテンドッグを家族に迎えたいと考えたとき、真っ先に頭をよぎるのはその大きな体に見合ったバーニーズマウンテンドッグの食費ではないでしょうか。
もっふもふの被毛と穏やかな性格は本当に魅力的ですが、実際に毎月かかる餌代や子犬から成犬までの費用の推移、そして大型犬ならではの食事の注意点を知っておかないと、後で少し驚いてしまうかもしれませんね。
この記事では、平均的な月額の目安から、体重や性別によって変わる餌の量、具体的なフード選びのシミュレーションまで、私が調べた内容を分かりやすくお伝えします。
ドッグフードの選び方一つで、将来の健康維持にかかるコストも変わってきます。
これを読めば、愛犬との生活に向けた経済的な準備がしっかり整うかなと思います。
ポイント
- ライフステージごとの給与量と必要な食費の目安
- 主要ドッグフードブランドのコストパフォーマンス比較
- 胃捻転や関節疾患のリスクを減らすための食事の工夫
- 大型犬ならではの生涯費用と賢い節約戦略の立て方

バーニーズマウンテンドッグの食費と成長別の給与量
大きな体のバーニーズマウンテンドッグを育てるには、成長段階に合わせた適切な食事量を知ることが大切ですね。
ここでは、パピー期から成犬期までのコストの推移について詳しく解説します。
生後1年で激変する子犬期の栄養と費用

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バーニーズマウンテンドッグの子犬期は、まさに「爆発的」な成長を遂げる時期です。
生後1ヶ月で4kgほどだった体重が、生後半年を迎える頃には30kgを超えてしまうこともあるので、そのスピードには驚かされます。
この時期に最も重要なのは、骨格をしっかり作るための高品質なパピーフードへの投資です。
驚異的な成長スピードと栄養要求
子犬期は、一生のうちで最も多くのエネルギーを必要とする期間です。
小型犬が1年かけて成犬サイズになるのに対し、バーニーズは生後わずか1年で体重が出生時の約100倍近くまで増加します。
そのため、高タンパク・高脂質、かつカルシウムバランスが厳密に調整された「大型犬子犬用(ラージパピー)」のフードが欠かせません。
急激な成長のリスクと管理
ただ、この時期は成長を促すために栄養が必要な一方で、急激に太らせすぎると未発達な関節に致命的なダメージを与えてしまうリスクがあります。
股関節形成不全などのトラブルを避けるためにも、カロリー管理はとてもシビアです。
ポイント
パピー期の食費に関しては、成犬用よりも1kgあたりの単価が高い専用フードを選ぶ必要があるため、月額で20,000円から30,000円ほどかかってしまう時期もあるかなと思います。
ただ、ここでの栄養管理が将来の健康な体を作る基盤になるので、絶対に削るべきではないポイントですね。
性別や体重で変わる成犬時の月間コスト
成犬になると体の成長は落ち着きますが、今度はその巨体を維持するための継続的なコストがかかります。
バーニーズはオスとメスで体格差が大きく、オスは50kgを超えることも珍しくありません。
この数キロの体重差が、毎日の給与量、ひいては年間のバーニーズマウンテンドッグの食費に大きく響いてきます。
性別による体格差と維持エネルギー
オスの平均体重は40kgから55kg、メスは35kgから48kg程度とされています。
この体重差は、1日あたりの給与量で数十グラムの差となり、年間では数万円単位の食費の差として現れます。
個体差や運動量によっても変わりますが、標準的な成犬の給与目安を整理してみました。
| 成犬の体重目安 | 1日の給与量(中活動) | 1ヶ月の消費量(30日) |
|---|---|---|
| 30kg(小柄なメス) | 約340g | 約10.2kg |
| 40kg(標準的な個体) | 約420g | 約12.6kg |
| 50kg(大柄なオス) | 約520g | 約15.6kg |
おおよそ月々10,000円から20,000円程度をベースとして考えておくと安心ではないでしょうか。
活動量が多いワンちゃんだと、これ以上に食べることもよくあります。
獣医師も推奨するロイヤルカナンのコスパ

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多くの飼い主さんが選んでいる定番といえば、ロイヤルカナンではないでしょうか。
大型犬専用の「マキシ アダルト」は、大きな粒で噛みごたえがあり、消化吸収の良さと関節サポート成分がバランスよく配合されているのが特徴です。
大型犬に特化した成分配合
ロイヤルカナンのフードは、心臓の健康をサポートするタウリンや、関節のためにグルコサミン、コンドロイチンなどが含まれています。
大型犬は心臓や関節に負担がかかりやすいため、こうした成分があらかじめ配合されているのは嬉しいですね。
| 項目 | 内容(ロイヤルカナン マキシ アダルト) |
|---|---|
| 15kgあたりの実勢価格 | 約17,000円〜18,000円 |
| 1kgあたりの単価 | 約1,180円 |
| 月額目安(月15kg消費時) | 約17,700円 |
価格は決して安くはありませんが、品質の安定感とECサイトなどで容易に手に入る利便性を考えると、非常にコストパフォーマンスが良い選択肢だと言えます。
「迷ったらこれ」と言われるほど、多くのブリーダーさんや専門家からも支持されていますね。
プレミアムフードのアカナを選ぶ際の予算
「もっと原材料の鮮度や質にこだわりたい!」という方が選ぶのが、カナダ産のプレミアムフード「アカナ」です。
肉の含有量がとても高く、穀物を使わないグレインフリー(または低GI炭水化物)を採用し、生物学的に適正な食事を追求しています。
高品質ゆえのコストの高さ
新鮮な鶏肉やカレイなどを主原料とし、炭水化物を抑えることで引き締まった筋肉の維持を目指せます。
ただ、バーニーズのような大型犬でアカナを常用すると、家計へのインパクトはかなり大きくなります。
品質は間違いなく最高峰ですが、1袋の容量が11.4kgと少し中途半端であるため、体重の重いバーニーズでは月に1.5袋から2袋が必要になります。
その結果、月額の食費が20,000円から25,000円を超えることも珍しくありません。
予算に余裕がある場合や、愛犬の健康状態に合わせて最高のものを選んであげたい場合には素晴らしい選択肢ですが、長期的な家計との相談が必要になるかなと思います。
コストコの大容量フードで支出を抑えるコツ

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大型犬飼い主さんの強い味方として外せないのが、コストコのプライベートブランド「カークランドシグネチャー」です。
18kgという超大容量パッケージで、圧倒的な低価格を実現しています。
圧倒的なコストパフォーマンスの秘密
1kgあたりの単価は約500円前後と、プレミアムフードの半分以下。
それでいて主原料にはお肉が使われており、グルコサミンやコンドロイチンも配合されているなど、いわゆる「スーパープレミアムフード」に近いスペックを持っています。
「食費を抑えつつ、質も落としたくない」という多頭飼いの方にも人気ですね。
ただし、注意点もあります。
コストコの店舗まで買いに行く手間や、年会費がかかる点、そして何より18kgという重い袋を保管するスペースの確保が必要です。
また、通販で購入すると配送料の関係で割高になることもあるので、直接店舗で購入できる環境にあるかどうかが鍵になりますね。
シニア期に備えるための食事管理と療法食
バーニーズは7歳頃からシニア期に入ります。
代謝が落ちて必要カロリーは減少しますが、今度は「量より質」がより重要になってきます。
内臓への負担を減らしたフードや、抗酸化成分を豊富に含んだシニア専用フードへの切り替えが必要になる時期ですね。
シニア期の食費の変化
加齢とともに運動量が減るため、フードの給与量自体は少なくなります。
ただ、シニア用フードや、特定の疾患に対応した「療法食」は単価が高い傾向にあります。
そのため、「食べる量は減ったけれど、月々の支払額は成犬時と変わらない、あるいは高くなってしまった」ということもよくあります。
シニア期の適切な栄養管理は、その後の生活の質に直結します。
定期的な健康診断を受けつつ、獣医師のアドバイスに従って最適な食事を選んであげてくださいね。
バーニーズマウンテンドッグの食費を抑える健康管理

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食費を節約することは決して悪いことではありません。
ただ、無理に品質を落として病気になってしまっては、結局高額な医療費がかかってしまい本末転倒ですよね。
ここでは、健康を守りながら「賢く運用する」ための知恵をご紹介します。
胃捻転を予防する食器選びと食事の工夫
大型犬、特に胸の深いバーニーズにとって最も恐ろしい緊急事態が「胃捻転(GDV)」です。
食後すぐに胃がねじれてしまう病気ですが、これは発症すると数時間で死に至ることもあり、緊急手術には数十万円の費用がかかることもあります。
このリスクを、日々の食事の与え方で下げることができます。
早食い防止と食事の回数
一気に大量のフードを詰め込む早食いは、胃捻転の主要なリスク因子の一つです。
最近では、内部に突起や迷路のような溝がある「早食い防止食器(スローフィーダー)」が1,000円から3,000円程度で販売されています。
これを使うだけで食事時間を通常の3倍程度に延ばすことができるので、とても効果的な初期投資になるかなと思います。
また、1日2回の食事を3回に小分けにして与えるのも、胃への負担を減らす良い方法ですね。
関節ケアに欠かせないサプリメントの維持費

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体重が重く、足腰に負担がかかりやすいバーニーズにとって、関節の健康維持は生涯の課題です。
多くの飼い主さんがフードに加えてサプリメントを取り入れています。
予防としてのサプリメント活用
動物病院で推奨される「アンチノール プラス」などの脂肪酸サプリメントは非常に定評がありますが、大型犬サイズだと月に7,000円から10,000円ほどの追加費用がかかることもあります。
「フード代と同じくらいの出費になるなんて…」と驚くかもしれませんが、足腰が弱って歩けなくなってからの介護や高額な外科手術代を考えると、予防としてのサプリメント代は「将来の医療費を抑えるための積立投資」のようなものだと私は考えています。
どのサプリメントが合うかは個体差もあるので、かかりつけの先生に相談してみるのが一番ですね。
生涯費用から見る大型犬飼育の経済的覚悟
バーニーズマウンテンドッグの平均寿命は7年から8年程度と、小型犬に比べて残念ながら短い傾向にあります。
しかし、その短い期間に集中的にコストがかかるのがこの犬種の特徴です。
一般社団法人ペットフード協会の調査によれば、大型犬の生涯飼育費用は小型犬を大きく上回る傾向にあります。
| 費用の項目 | 生涯の概算(7〜8年想定) |
|---|---|
| 食費(月1.5万円×12ヶ月×8年) | 約144万円 |
| 医療費・予防薬・ケア用品 | 約80万〜150万円 |
| 初期費用(生体代・飼育グッズ) | 約50万円〜 |
| 生涯総額 | 約270万〜350万円以上 |
(出典:一般社団法人ペットフード協会「2025年(令和7年)全国犬猫飼育実態調査」)
生涯費用のうち、食費が占める割合は40%から60%にも達します。
小型犬に比べて「犬ゲル係数」が圧倒的に高いことを理解し、経済的な余裕を持って迎え入れることが大切ですね。
野菜のトッピングで満足感を高める節約術

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「食欲旺盛で、規定の量では物足りなそうにしている」という食いしん坊なバーニーズには、低カロリーな食材を使った「かさ増し」が有効です。
ドライフードを減らした分を補うことで、満足感を高めつつコストとカロリーを抑えることができます。
おすすめの食材と注意点
茹でたキャベツや白菜、おからなどは水分量も多く、満腹感を得やすい食材です。
また、水分をしっかり摂ることで尿路結石の予防にもつながります。
ただ、トッピングはあくまで食事全体の20%程度に留めておくことが、栄養バランスを崩さないためのコツです。
旬の安い野菜を上手に取り入れれば、バーニーズマウンテンドッグの食費を節約しながら、愛犬に食べる喜びを与えてあげられる素敵な方法になるはずです。
バーニーズマウンテンドッグの食費を賢く運用する
ここまでバーニーズマウンテンドッグの食費について詳しく見てきました。
月々の負担は決して軽くはありませんが、それ以上に彼らが家族にくれる深い愛情や、共に過ごす時間の価値はかけがえのないものがありますね。
大切なのは、単に安いフードを探すことではなく、「今の食事が10年後の健康を作っている」という意識を持つことではないでしょうか。
ネット通販の定期購入やまとめ買い割引、ポイントバックなどを賢く活用すれば、品質を維持したまま支出を抑えることは十分に可能です。
無理のない範囲で、愛犬にとって最高の栄養バランスを考えてあげたいですね。
正確な体重管理や健康状態については、定期的に専門家や動物病院で相談することを忘れないでください。
